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2023年 不動産と暮らしのトピックス

  • 中古マンション価格、都心6区初の1億円台

  • フラット35固定金利がついに上昇

  • マンションの建て替え、増える?増えない?

  • 超高層マンション、見えにくい裏側について考えてみる


こんにちは。
どことなく、うっすら気になる暮らしの情報をトピックスとして挙げました。
そもそも「暮らしの予報」とはなにか ??
ニュースと報道の間にあてがわれる天気予報のように、気軽に読み進めていただけることを目指して不動産や暮らしについて綴っていきます。

2023年「卯年」
うさぎ。
その跳びはねる姿から「飛躍」「向上」を象徴すると言われ他にも新しいことに挑戦するのに最適な年と言われています。
新型コロナウイルスが猛威を振るって、早3年。
緊急事態宣言を通して、外出を制限される事態にまでなったあの頃が少し懐かしくもあり、徐々に乗りこなす感もあり、それでも3年経過してもまだマスクを取れない日々は想像していませんでした。
むしろマスク生活が長くなったことで、顔面全部を見せることにちょっと抵抗さえ感じてしまう今日この頃・・

世界中でこれまでの暮らし方、働き方は新天地を歩み、もうそろそろ「落ち着く」ころなのではないかと思います。
少し「暮らし」のお話しに戻しまして、それまでは賃貸でも購入でも「暮らす場所」を探す条件のベスト 3 、「職場へのアクセス」は外せなかったと思います。
新型コロナウイルスにより、2021年〜2022年ではリモートワークが推奨され、その働き方が可能な職種の方は、「 もしかして、◯◯に住める!? 」と期待し、職場へのアクセスよりも、「 日常 」にフォーカスした心の変化があったのではないでしょうか。

・「 働く 」と「 暮らす 」の両立をしやすい家を手に入れたい
・家で過ごす「場」を増やすために、広い家へ
・せっかくだから、住んでみたかった遠く街へ

それまでには考えもしなかった、職場への通勤時間を気にしない働き方、
暮らし方、そして、何より生き方を。

働く者にとっては、人生を見直すきっかけに
雇う者にとっては、経費を見直すきっかけに

私個人は、未来予想図が描けない方の人間なので、まさかこんな時代が来るとは予想だにしていませんでした。
私はブルースタジオの不動産事業部で売買の仕事に携わっているのですが、
物件をご案内することは必須の業務になりますので、どうしたってリモートワークは難しいです。
それでも、「 暮らし方 」が変わる新時代の幕開けは嬉々としました。

さて、2023年。
あれから3年。
その後の世の中の暮らしは、どうなっているのか、気になりませんか?

「 中古マンション価格11月 都心6区初の1億円台 」

これは、意外な結果だったかもしれません。
あれだけオリンピック後はマンション価格が下降すると言われていましたが、新型コロナウイルスの影響によって、全く逆の結果に。
私の予想では、この新しい生き方によって、もっと郊外暮らしをする方が増えると思っていたのですが、実際には中古マンションの価格は高騰し続けていました。
2022 年 11 月の東京カンテイによると、東京 23 区の平均は 6,945 万円。
連続上昇は 28 ヶ月でついにストップ。
都心 6 区では、1 億 13 万円。14 ヶ月連続で上昇し続け調査以来初の 1 億円台に。

コロナ禍のわずか 3 年で 110 % 〜 130 % 増のマンション価格。
これは複雑な要素が関係していると思われますが、身近な原因を見てみると
急に家から出るなと宣言され、家族全員が家にいる・・

 せまいし。
 うるさいし。
 自由に喋れないし。

そんな日常の息苦しい現実に直面し「 もっと広い家に 」あるいは「 都心である必要ない 」など、多くのご家族で住み替え需要はあったはずです。
特に、リモートワークが可能ならば移住も視野に入りますよね。
しかしながら、転居先として郊外暮らしや思い切った移住を選んだ方は、
ほんのわずかだった !? ということで、都心部のマンション価格が高騰したのもその集中した需要の影響だと不動産の現場では感じたものです。
ちなみに、お試しに海の近くに引っ越してみようという「 郊外賃貸需要 」は非常に多くのお問い合わせをいただきました。

フラット35固定金利がついに上昇

じわじわと上がってはやや下がり、山あり谷ありを続けてきた固定金利ですが、ついに、がっしりと上がりましたね。1.68%〜
私が覚えているフラット 35 固定金利を組んで下さったお客様の中で、これまで最も低かったのは、0.8  %です。これは 2016 年 8 月に一瞬だけでしたが羨ましいです(笑)

金利が上がるなら家を買うべきではないのか・・・?
いえいえ、そんなことはありません。思い立った時が吉日です。
住宅ローンは、どこも同じようなものだと思っていませんか??
実は住宅ローンは、審査の考え方も実際のお借入方法も、金融機関によって全然異なるのです。
だからこそ、その借り方、金利の選択、借りる金融機関、保険との組み合わせなど、テクニカルなことが沢山あるんですね。
そんな住宅ローンのことなども、この暮らしの予報でお伝えできればと思います。

それでは、今回の記事はここまで。
次回もどことなく、うっすら気になる暮らしの情報をお待ちください。


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