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vol.31 “ならでは” の物件探しを、編む

「編む、ブルースタジオ」とは
「編む、ブルースタジオ」は、毎回一つのテーマに沿って、住まいのタイプやジャンルを超えて事例・サービスを再編集し、お届けします。いつもの分類とは少し異なる目線から、“役に立つ”だけではない、“大切”なモノ・コト・時間を見つけ出すnoteマガジンです。

家を購入して自分の好きな空間にリノベーションする場合、まず入口となるのが「物件探し」です。ブルースタジオではワンストップサービスを提供しており、個人邸チームには設計デザインスタッフのみならず、不動産事業部の仲介スタッフも所属しています。
 
申し遅れましたが、今回の「編む、ブルースタジオ」の筆者であるわたしは2010年から2014年まで約4年半、まさにこの個人邸チームで売買仲介営業を担当しておりました。今回は、かつて所属していたわたしなりの視点で今昔を比較しながら、ブルースタジオ “ならでは” の物件探しについて綴らせていただきます。
 
まずはいまを知ることから、という訳で、現在個人邸チームに所属するスタッフの方にお話を伺った上で、その特徴を洗い出してみました。

ブルースタジオの物件探し “ならでは” 

その1、本当の意味で『話が通じる』〜お客さまを知り、共感する〜

物件探しの最初のステップにして最も重要なのは「個別相談」。いまも昔も変わらず、ブルースタジオはこれを、大切な “相互理解の場” と位置付けています。

まずはお客さまの話にじっくり耳を傾け、理想の物件やリノベーションについて伺います。すると「確かにそれは素敵ですね!」「ああ、分かります」といった会話が展開されることがほとんど。これはお客さまも、ここで働くスタッフも、同じようにブルースタジオの “ものづくり” に共感している証拠と言えるのではないでしょうか。趣味嗜好や価値観が似ているのですね。
 
ちょっと言うのは恥ずかしいと思う内容も、ぜひお話しいただくのがオススメです。例えば人には内緒にしている密かな趣味や、抱えている資産の悩みなど。打ち明けていただくことで “本当のお客さまの姿” が見えてきて、それが後に、選ぶ物件やリノベーションに活きてきます。どうしても恥ずかしい場合はスタッフが対話を通じて引き出していきますので、どうぞご心配なく!
 
なんだか敷居が高そう、と感じるお客さまが多いのは昔から変わらないようですが、いま所属しているスタッフもフランクな方ばかりなので、どうぞ躊躇せずにドアをノックしてくださいね。

不動産業者は星の数ほどあれど、お客さまを受け止め、心から共感してくれる担当者とは、残念ながら早々出会えません。思っていることを素直に打ち明けられて、楽しく会話ができ、本当の意味で『話が通じる』と感じる。些細なようでいて、とても大切な要素だと思います。
 

その2、驚きと発見 〜共感を踏まえた提案力〜

とはいえ、共感しているだけではプロと呼べません。仲介スタッフの腕の見せ所は、そのあとの提案力にあると言えます。
 
たくさんの夢を持って相談にいらっしゃるお客さまですが、それらを全部叶えようと思うと、気が付けば世の中に存在しない架空の物件を追い求めていることも。スタッフは理想に共感した上で、「それって実はこういうことじゃないですか?」と翻訳したり、「こういう考え方もありますよ」と別の角度から解釈したり、様々な対話を行っていきます。お客さまに新たな発見をしていただきつつ、納得感を持って現実的な条件に落とし込んでいくために、とても大切なステップです。

話を聞いて驚いたのは、最近では提案と対話を繰り返していくうちに、土地の購入や新築物件、建売住宅のリノベーションに着地した事例があるということ。必ずしも中古物件を購入してフルリノベーションしなければいけない訳じゃない。ブルースタジオが持つ幅広い選択肢のなかから、その方に合った最善のソリューションを提供する。“進化している…!” と、OGとしてうれしくなりました。
 

その3、リノベーションの視点を忘れない 〜設計士も並走〜

冒頭にも書きましたが、ワンストップサービスを担当する個人邸チームは、仲介スタッフと設計デザインスタッフで編成されています。仲介スタッフもリノベーションの知識を持ち合わせていますが、いざというときに設計スタッフが駆け付けられるのも特徴のひとつ。
 
例えば、内見時に仲介スタッフが天井は上げられそうか、構造壁がないか、パイプスペースや排気ダクトがどこにあるかなど室内をざっと確認しますが、中には判断が難しいケースも存在します。


そういった場合は、お申し込みされてからご契約に至るまでの短期間に、設計スタッフが現地を訪れたり、分譲時の詳細な図面を確認しに行くことも。マンションの場合は管理規約等で工事内容に制限が設けられていることもあるので、そんな資料も仲介・設計スタッフの両者で確認を行います。
 
お客さまが実現したいリノベーションが本当にその物件で叶うのか、契約前に確認できるという訳です。これも大きな安心材料になりますね。
 

その4、気に入った物件を逃さない 〜ローンの速さと的確さ〜

物件価格に加えてリノベーション費用も借り入れたい場合、申し込みから契約の間に銀行の事前審査で承認を得る必要があります。銀行によっては事前審査の段階で設計図や見積書が必要になることもあり、ここに時間がかかると、その間に他の方の申し込みが重なってしまうケースも。

ブルースタジオでは個別相談の段階からお客さまが実現したいリノベーションの内容を把握しているからこそ、また個人邸のリノベーションを20年やってきた実績があるからこそ、図面や見積書をスピーディーに用意できるという強みがあります。
 
また昔と比べ、リノベーション費用の貸出を行う銀行の数はかなり増えました。お客さまはどこに申し込んだらいいのか迷ってしまう上、銀行ごとに様々な貸出条件や商品があるため、余計に決断のハードルが高くなっています。
 
現在は特に住宅ローンのお手伝い(ご提案)に力を入れているとのことで、物件の特徴やお客さまのプロフィールを踏まえた上で、最適な銀行や商品をオススメしてくれるそう。バリエーションも、メガバンクから地銀、信金、ネット銀行まで、幅広くご紹介可能なのだとか。
 
申し込みから契約まで時間がないなか、銀行選びやリノベーションのローンに強いというだけで、お客さまはとても心強いのではないかと思いました。
 

その5、急な引っ越しでも慌てない 〜売却に備えて考える〜

一生そこに住もうと思って物件を購入しても、転勤になったり、ご家族の事情でご実家に戻る必要が生じたり、いつ何が起きるか分からないのが人生というもの。ブルースタジオでは個別相談の段階から、将来の売却に備えた物件選びをオススメしています。

売却する物件は、同じような価値観を持った方が購入されるケースがほとんど。ホームページ上で販売情報を掲載しているので、そのような方に情報が届きやすくなっています。またブルースタジオを知らない方々のために、各種ポータルサイトにも物件情報を掲載。大手の不動産会社に依頼するよりも、高い確率で成約できると言えます。
 
お住み替えの場合は決済や引っ越しのタイミングを上手く合わせる必要があるので、売却と購入、もしくは売却と賃貸探しの両方をまとめてご依頼いただくとスムーズに進められそうです。
 
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ワンストップサービスを提供するリノベーション会社はどんどん増えていますが、特に『その1・共感力、その2・提案力』で、ご自身と担当者の価値観が合いそうか、気持ちよく会話ができそうかをご判断いただくのが大切だと感じました。プロの手を借りて条件整理をするだけでも頭がすっきりするはずなので、まずはお気軽に個別相談のドアをノックしてくださいね。

\不動産事業部マネージャー2人による連載はこちら/

イラストレーション/ミヤタチカ


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<執筆者プロフィール>
Ay and Company 株式会社
代表取締役 伊勢谷 亜耶子
慶應義塾大学環境情報学部(SFC)卒業。新卒で(株)コスモスイニシア(旧社名:リクルートコスモス)入社後、リノベーション業界へ転向。(株)ブルースタジオにて売買仲介営業を多数経験。中古住宅の流通プラットフォームcowcamo(カウカモ)の立ち上げメンバーとして(株)ツクルバへ入社し、『カウカモ編集長』を務めたのち、独立。宅地建物取引士。


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