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ブルースタジオの今、を編む <私たちのはじまり編>

4月1日、ブルースタジオ27期の始まりです。
私たちブルースタジオを本年度もよろしくお願いいたします。

前年度はそれまでのコロナ禍という社会情勢もあり、きびしい道のりを歩んできました。しかしその反面、社会をこれから牽引していく新たなことをカタチにすることが行えた一年となりました。私たちブルースタジオは提案するだけではなく、それを実践し、それを成果とすることが重要だと考えています。成果とは社会的な意義だけでなく、お客様や関係者の皆さま、そして私たち自身にとっても利益が生まれる形であるべきです。これが成果として結実した一年でした。

会社やチームが何を目指し、どんな理想やビジョンを持つべきかという質問は、これまでにたびたび出てきました。正直に言えば、それは非常に難しい質問です。なぜなら、その答えが実際にどのように役立つのか、会社やチームにとってどのような意味を持つのかを理解することが難しいからです。正しい答えやチームの存続の秘訣が何か、常に考えさせられます。

企業の存続率についてご存知でしょうか。起業して3年での存続率は65.0%、10年で6.0%、20年で0.4%、30年では0.025%といわれています。起業から10年で9割近くの会社がなくなり、30年では99%が存続できていないことになります。民事再生で事業主が変わりながら存続している組織も少なくありません。これらの企業も大きな理想やビジョンを持ちながら進んでいたはずです。ではなぜ、理想やビジョンを掲げながら崩れてしまうのでしょう。

理想やビジョンは重要です。それらがチームや個人に活力を与えることもあります。しかし、その理想やビジョンが「自分たちが本当にできることや実際に行っていること」と乖離している場合、それを掲げていること自体がチームの逃げ道になることがあります。理想と実際の行動の乖離があるチームや個人ほど考えさせられるものはありません。

逆に理想がなくても「目の前の課題に真剣に取り組み」「隣にいる人を幸せにすること」を大事にしていけば、必ず強いチームや個人になることができると私は考えます。昨今の社会をみて得心することもあるでしょう。それはテーマにすべきこと、考えるべきこと、行うべきことが、変化に富み、それが加速しているということを。私たちはそれに対応し進化し続けることが大事なのです。

人はそれぞれ異なる意識や強みを持っています。日常でそれらを活かし、チームの創造性や持続性に影響を与える手段や方法を見つけること。チームとして何を目指すのか、どんな理想やビジョンを持つのか。これに対する私からの答えは常に変わりますが、想像力を創造力に変え、「新しい価値は自ら創造し、常に革新を続けること」です。

新しい27期も皆さまと一緒に様々な課題に取り組み、私たちブルースタジオらしく考える時間をもちたいと思います。よろしくお願いします。

「生き残るのは最も強い種でも最も知恵のある種でもなく、環境の変化に最も適応できる種である。(Charles Robert Darwin)」

株式会社ブルースタジオ 代表取締役社長 大地山 博


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