プライド月間に、あらためて話してみる。 Day2
前回「プライド月間」についてClubhouseでお話したReplayはこちらです。
先日お話しした際に、私は「LGBTQ+のALLY」であることを表明させて頂きましたが、「LGBTQ+」と「ALLY(読み方:アライ)」が何なのかをお話しさせていただきます!
1. " LGBTQ+ " について
この旗の起源は、1978年6月にサンフランシスコで行われたGay Freedom Day Paradeに向けて、Gilbert Baker氏によって手染めで作られたもの。Baker氏はアーティストで活動家でした。当初は、ここにある、赤・橙・黄色・緑・青・紫以外にピンクとターコイズがあり全部で8色だったが、ピンクとターコイズ色の布を入手するのが大変な時期もあったとのことで、後に6色となり、今も6色のフラッグが使われていることが多いそうです。
赤:Life(生命)
橙:Healing(癒し)
黄:Sunlight(太陽)
緑:Nature(自然)
青:Serenity / Harmony(平穏/調和)
紫:Spirit(精神)
この他の種類のフラッグについてご紹介します。
(ご紹介しきれなていない種類があるかもしれません)
女性として、女性が恋愛・性的対象
(「レズ」は侮辱的な意味が含まれているそうで「レズビアン」と呼ぶ方がよい)
男性として男性が恋愛・性的対象
二つ以上の性別が恋愛・性的対象
生まれた時の性別と異なる性別としてのアイデンティティを持っている人
相手の性別に関係なく「好きになった人が好き」という考えを持っており、すべての性別が恋愛・性的対象になりうる
他者に対して性的欲求を抱くことが全くない、もしくは抱くことが少ない人
身体的に関係なく性自認が男性・女性の枠に当てはまらない人
(トランスジェンダーの傘下。見た目・性表現でも性別の枠に囚われない)
上記の ” L G B T ” に含まれない性のあり方として、よく使われているのは、” Q ” と ” + ” です。この”Q”はいわゆる以下の二つを指すこともあります。
・ Questioning: 性自認・指向の2つが定まっていない、あえて決めていない
・Queer: 異性愛者・生物学的の性と自分の性認識が一致している人「以外」
” + ” はそれ以外の人々も含むという意味で使われており、現在では性の多様性を取りこぼさないように ” + ” を明示することが、一般的になりつつあるようです。
2. " ALLY " について
まず、” ALLY ” とは、同盟や支援者を表します。英語のALLYが語源となっています。LGBTQ+など性的マイノリティの問題について考えて行動を起こすにはハードルが高いと考える方もいますが、自分が得た情報をシェアしたり、誰かと話す機会を設けるなどは比較的手をつけやすい方法かと思います!
LGBTQ+当事者もそうでない人でも、誰かのALLYになれます。「ALLYになるために、何をしていなくてはいけない」という定義はありません。自分の心持ち次第でALLYになれるのです。
そして、もしかすると、
「LGBTQ+のことについて、当事者意識をもって考えている」
あなたはすでにALLYなのではないでしょうか?
例えば、自分の周りにLGBTQ+と表明している人が見当たらない場合、存在しないか、またはカミングアウトしづらい環境である可能性もあります。現に、私が勤めていた企業は「見当たらなかった」のですが、LGBTQ+当事者以外の人が「自分はALLYである」と表明することで、当事者の人々を助けられるかもしれません!
こちらはALLYについて判りやすい説明をされている方のYoutube動画ですので、参考になさって下さい!
今日もありがとうございます!
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