分解力の密集地帯

 分解した土が増えすぎて発酵が停止してしまったコンポストだが、現在順調に再開している。やはり土を減らしたのは正解だった。
 土を減らして内部のフィンが見える状態で撹拌したところ覿面に発酵が進んでいる。今回こうして思いきって土をコンポスト内部から減らしたのだが、小心者なためこの土をどう処理すれば良いかが分からない。
 取扱説明書ではバケツなどに保管しておけば予備のチップ材(発酵ベース材)として利用できるそうだが、このままのペースで増え続けていったら全てを保管することはとてもできない。園芸用の腐葉土としても使用可能とのことだが、あいにく陽当たりの悪い我が家の庭では栄養を与えたい苗はない。ただ散布してもいいのだが雑草がこれ以上はびこっては自転車の置き場がなくなってしまう。
 結局予備用にバケツ2杯分を保管し、他は庭の縦穴式コンポストに投入することにした。とても私らしい中途半端な策だ。
 この撹拌式コンポストを購入したのとほぼ同時に、拾ったミミズを飼育ケースに入れていたのだが、それも一昨日まで放置していた。しかしさすが養殖向きの頑丈なミミズで、黒土を入れただけのケースで3週間近くちゃんと生きていた。これならばミミズコンポストも可能かもしれないと思い、黒土の半分をチップ材と交換し、さらに追加のミミズを購入。
 さてこの陽当たりの悪いベランダで土を産み出すことはできるだろうか。


今日の英語:Black soil

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?