声さえ聴こえれば音質は問わず

 私はよくラジオを聴く。主に入浴中、BGMに防水ラジオを点けている。時計替わりになるし、時折面白いニュースも聴ける。あと深夜の湯船の空虚さも埋められる。
 チャンネルはほぼ固定だ。車に乗っている時はザッピングすることもあるが、自宅では954Hzで固定だ。肩の力の入っていないトークにこちらのこわばりも抜けていく。英会話番組でも聴いていれば私の語彙力も向上したかもしれないが、そもそもラジオを聴くきっかけが深夜の廃品番組だから今更チャンネルは変えようもない。
 ラジオは笑い声や歓声の音声エフェクトが無いのがいい。スタジオに居る人が面白いと思ったから笑う、感心したら「うんうん」と頷く。それがいい。またテレビのニュースでは映像と漠然とした“感想”で纏められてしまうことが多いが、ラジオの報道は映像が無い分を解説で埋めてくれるので理解を深めやすい。テレビよりもスパイスが効いているのも特徴だ。
 ラジオサーバーを買ったが為に音楽を聴く時間は減ってしまったが、もうラジオは手放せない。今日の夜もラジオをオフタイマーで布団に入ろう。

今日の英語:Radio broadcast

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?