無脊椎動物ハンドメイド

 現在爬虫類の餌用に飼育しているコオロギ、世話はミルワームとほぼ同じだ。毎日野菜屑を与えて、古い野菜屑や死骸はコンポストに投入している。
 コオロギとミルワームが違うのは、コオロギには水を与えなければならないことだ。最初は専用の給水装置を使っていたのだが、小さすぎるためか2日ほどで空になってしまった。ケージが小さいのであまり大きな給水器は置きたくなかったのだが、仕方がないので200mlのタッパーを工作して給水器にすることにした。ちなみにケージは100円均一ショップで売られていた500円の商品である。
 給水器の構造は非常に単純である。タッパーの蓋に切れ込みを入れて、そこに布などを挟むと内部の水が染み出してくる仕組みだ。作るだけなら2分もかからないし、水も週に1度交換すれば十分だ。その水を染み込ませる布だが、最初はキッチンペーパーを使用していたがこれはすぐに脆くなってしまう。水を交換する際に抜こうとするとボロボロに崩れてしまうのだ。
 どうせ掃除するのだし1週間もてばいいと思っていたのだがどうにも汚ならしい。そこでコンビニなどで貰った使い捨てのおしぼりを挟んでみたところ1週間たっても崩れることはなかった。使い捨てであってもちゃんと「水に浸けて使用する」ことが前提の材質になっているのだと感心した。以降給水器には使い捨ておしぼりを挟んでいる。
 ちなみにコオロギのケージの床材はコンポストで分解してできた腐葉土だ。そしてコオロギの食べ残しはまたコンポストへ。ベランダで生物をミニマムに循環させている。


今日の英語:Water supply

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