桶の中の分解能力 前

 現在低空飛行で運用中の撹拌式コンポスト。これまで様々な生ゴミ類を投入したが、そのほとんどが原型を留めず分解された。しかしもちろん例外もある。以下はその一覧だ。

  • 竹串

  • アイスの棒

  • トウモロコシの芯

  • 長ネギの繊維

  • ミルワーム(成虫)

  • マウス

 取扱説明書には硬いもの・大きな塊状のものは投入は避けるように明記されている。けれども探求心というか好奇心というか、実際投入したらどうなるか見てみたかったのだ。
 竹串やアイスの棒はやはりというか、折れはするものの分解する様子はない。水分の多い鶏肉や乳製品の中にあって崩れないような製品だから当然なのだろう。
 トウモロコシの芯は次第に裂けて繊維が反りかえり、若干ささくれた状態になるも分解にはいたらず。トウモロコシは熟す前であれば芯も食べることができるので分解も可能ではないかと予想したのだが外れてしまった。
 長ネギは先日記した通り。葉の面の部分が分解された後は繊維がいつまでも残り続ける。
 分解しきれなかったこれらのものは取り出して、庭に設置している固定式コンポストの中に投入している。こちらであれば時間さえかければ全て分解されるのが実証済みだ。


今日の英語:Fiber

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