驚異の事態とそのとるべき対処

 順調に分解を続けているコンポストだが、本日恐るべき実態が判明する。
 ベランダに設置したコンポスト、これを私は取扱説明書にある通り朝晩20回転ほど撹拌している。普段は生ゴミを放り込んだらすぐに蓋をして撹拌ハンドルを回しているのだが、今日は何の気なしに蓋を開けたまま中を覗き込んでみた。
 すると、チップ材の中に大量の虫。
 何の幼虫かまでは鑑別できないが、白くて直径5mmほどの芋虫が大量に蠢いている。さすがにこれを放置することはできない。もしこれが全て羽化するようなことがあっては近所に迷惑どころか被害のレベルだ。しかしこれはコンポスト、殺虫剤は使いたくない。急いでネットで化学薬品以外で殺虫効果のあるものはないかと検索した。
 探すとすぐにガーデニング関係の記事がヒットする。定番は木酢液や石灰など。しかし当然ながら「抑制」レベルで劇的な効果はない。だがもっと単純で効果のある方法を発見する。それは温度を上げること。コンポストの発酵を進めてその熱で虫を死滅させるというものだ。確かにここしばらくコンポストに猫砂を入れておらず、発酵の熱も以前ほどは高くない。
 さらに調べるとコンポスト用の「発酵促進材」なるものも一般に販売されているらしい。まずはこれを試してみよう。明日は自転車で買い物だ。


今日の英語:Accelerator

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