スポンジではなく毛抜きが必須

 私は現在「すっぴん」すなわちノーメークで仕事に出ている。以前は薄く最低限のメイクをしていたのだが、今では夏場の日焼け止め以外の化粧らしい化粧はしていない。
 ノーメークであることに職場から特に指摘を受けたことはない。それは今の職場が割りとメイクについては明確な基準が無いことと、私の眉毛が濃いということがあるだろう。私は頭髪の量が多いが、それ以外の毛も量が多くて濃い。なので眉毛は描き足す必要がない、というか余分な部分は毎日抜かなければならないレベルだ。
 目も力強い一重瞼なのでちょっとやそっとのアイメイクでは全く太刀打ちできない。睫毛も芯のある剛毛のため、これを上向きに癖付けるには毎朝60分早く起きなければ不可能だ。こうした眼窩の構造と生来の横着もあって「今風」なメイクは諦め、肌を健康に保ち必要最低限の化粧で乗り切ってきた。しかしある時私のやり方では化粧をしてもしなくてもそれほど変わらないことに気付いてしまった。以来職場には「すっぴん」で出るようになった。COVID-19禍の前のことである。
 眉毛の手入れは面倒くさいと思いつつ、今日も化粧水と乳液だけで外出している。


今日の英語:No make-up

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