賞味期限について思うところ
あなたは賞味期限についてどう考えているだろうか。
食品の期限には賞味期限と消費期限がある。
一般に賞味期限は「定められた方法により保存した場合、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日。品質が急激には劣化せず、品質が保持される期間が比較的長いものに表示される」
一方で消費期限は「定められた方法により保存した場合、腐敗、変敗そのほかの品質の劣化に伴い安全性を欠く恐れがないと認められる期限を示す年月日。製造日を含めて、おおむね5日以内で品質が急速に劣化する食品が対象」と言われている。
消費期限の方がマスト、賞味期限はベターというニュアンスがあるように思う。
多少賞味期限が切れたところで捨てるのはもったいない。自分で消費する分には別にいいんじゃない、というのが私の価値観で、実際賞味期限に対してはその様に扱っている部分が大きい。もちろんニオイや色などを確認する、というのは大前提としてあるのだけれども。
ではここで問いがひとつ。
賞味期限切れのものを他人に渡すのはどうだろう…
私の価値観ではこれはNO。自分で消費する分には良かれど、他人に渡すのは気が引ける、というか失礼にあたる気がするし、万一それを食した相手がお腹を壊したりなどしたらどう責任が取れるのだろう…
いずれにせよ、そんな劣化しているかもしれないものを揚々と渡すことは私には出来かねる。というかぶっちゃけ嫌だ。
ではここでもう一つ問おう。
その賞味期限切れのものを受け取るのが自分だったら?
まぁいいか、と思う。
だが重要なのはそこに礼を求められたくない。これは私が幼少時代、そして高校時代に経験したことに深く由来するんだが長くなるかもしれないのでここでは割愛する。(気が向いたら別途書くかも…しれない。気が向けば。予定は未定。)
ついでに言っとくと「じゃあどんな風に受け取るんだ?」という疑問には「OKっス、どもー」といったニュアンスの回答になる。
まぁそんな感じで、先日義母から賞味期限切れのビール(500ml缶)を受け取り、飲んだ。そして実家の面々と会って食事をした際、ひょんなことからその話が話題に上り、私自身は特段何とも思ってなかったのだが、後日実母に「その話を聞いてとてもショックを受けた」という旨の話をされた。
母からしてみたら、そんなもの受け取ったとしても飲まずに捨てて欲しかったというわけだ。飲めたらなんでもいいや、みたいな娘のスタンス、もしくは賞味期限切れでも渡そうとした相手の心根に気分を害したのかもしれない。
そこで今流行りのGPT君に質問をしてみた。
GPT君によれば3つ可能性があるという。
正直1はない、というのも義母は渡す際に賞味期限切れであることについて触れていた。では2か3、あるいは両方…こちらはどうも可能性としては残りそうだ。
賞味期限切れであると知りながら受け取りそれを飲んだのは私。渡された瞬間は正直ギョッとしたが(私にも「普通そんなものよこすか?」という一般的な反応は存在していた)まぁいいか、相手も良かれと持ってきたのであろうと受け取ることにした。実家で酒ばかり買ってるのでは、という話になり(そうです私はお酒が大好き!)貰ったものなどがほとんど、という話をした延長線上で何の気なしにその話をしてしまった自分。がっかりした母親。
母の言う通り受け取っても飲まずに捨てればよかったのか
受け取って飲んだことを母に伝えなければよかったのか
はたまた受け取らずに拒否すればよかったのか…悩ましい。
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