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【米国投資】今知るべきポイント(2021/5)

最近米国投資を始めた方も多いと思うが、アメリカの最近の情報をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

1.経済状況について

(1)実体経済
ワクチンの接種率が50%近くまできており、各種経済指標もある程度よいので、通常経済に戻りつつある

(2)金融政策
・政府が個人や企業へ直接的なお金の支援を継続中
・FRBが金融政策(量的緩和)を継続中

(3)金利の動向
・最近は落ち着いているが全体には上昇傾向にある

2.予想される今後の動き

2021/10以降か2022年にはFRB(米国の中央銀行)が金融引き締め(テーパリング)を始めると予想されている。
テーパリングとは主に金利の引き上げやFRBが大量に購入していた金融資産を購入しなくなること。
そのため、金利があがり株価が下がるので、株からリスクの小さい債券にお金が流れます。(株の配当は一般的に2~3%程度なので、同じ金利が国債でもらえるなら国の方が倒産しないのでそちらを買います)

3.とるべき対応

過去2013年の「バーナンキショック」と言われる前回の金融政策の変更点では一時的に大幅な金利の上昇と株価の下落が起こった。しかしその後少したって元に戻りました。従って私なら以下のように考えます。

①株価が下落するが後で元に戻る
今‘PERの高いテスラなど期待値が高い株式は大きく調整する可能性がある。従ってポジションを持っているかどうかで以下のように対応する
・短期的にポジションが大きい人は2021/10前にポジションを小さくする
・分散で積み立てしている人はあまり気にせずこれからも積み立てていく

②金利があがる
金利があがれば、ドル高になる(ドルで安定した資産運用ができるから)
・今後も米国投資をすることを考えるなら、ドル高になる前に円をドルにかえていく。(ちなみに私は定期的にドルに換えて、2万ドル程度の現金を用意してます)
・新興国通貨が安くなる(ドルが買われる)ので、新興国通貨で投資している人はポジションを小さくする

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まとめ

株価は色々な情報が混ざり合って今の数値を付けています。その要素について簡単に記載してみました。特別なことは書いてませんので、詳しい方なら当たり前と思う部分も多いかもしれません。
でも、知らずに投資している人はほんの少しで良いので知って頂くと良いかなと思います。積み立てしているから別に気にしないという人もいるでしょうが、いつかは売却するのですから。

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