見出し画像

観客はもっと怒っていいと思います

芸能ニュースによると、山崎まさよしが2023年10月21日に水戸市民会館で行ったライブにおいて、通常であれば20曲ほど歌唱するはずのところ、たったの8曲しか歌わず、あとは「しゃべり」ばかりだったということで、物議を醸しているとのこと。

多数の観客から所属事務所あてに抗議の電話が殺到したらしく、結局、チケット代の払い戻し要請があれば対応するとのこと。

お客さんにしてみれば、わざわざ時間を割いて、高いチケット代を払い、交通費用を負担し、場合によっては宿泊代や食事代等まで出費して、コンサートに訪れているワケだから、出演者はそれに見合うだけの「芸」を披露し、お客さんを「満足させる」という対価を提供する義務があります。
んで、山崎まさよしが提供した今回の「芸」に満足できなかったお客さんには、当然、「金返せ!」という権利がある、と、オイラは思います。

つーか、こーゆーことは、アマチュア音楽界でこそ、もっと浸透していっていい考え方ではないか、ともオイラは思っています。
世間一般的に、アマチュアミュージシャンの方々はチケット代に対する認識が甘いというか、「自分はチケット代に見合う『対価=芸』を確実に提供している」という自覚があるようには見受けられません。

・事前の練習が満足にできていない。
・MCで練習不足の言い訳をする。
・自分はMCが苦手です、と平気で口にする。
・そもそも、ひと様からお金を取れるような技術に達していない。

また、そーゆー出演者を甘やかすお客さんにも問題がある、と言ったら言い過ぎか?
いや、本気で「チケット代に見合う対価を得られていない」と思ったお客さんは、そのことをズバズバと出演者に言っても何の問題もないはず。

まあ、アマチュアのライブの場合、大概は「知り合い」のお客さんばかりなので、人間関係を壊すようなリスクをおかしてまで本気で文句を言うことはないでしょーが、「今日の出来はよくなかったよ」程度のことは伝えてもヨイ気がします。

繰り返しになりますが、アマチュアミュージシャンは、チケット代に対する認識、責任感をもっと強く持つべきだと思います。
ライブで譜面なんか見てるようぢゃダメダメですっ。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?