【No78 自閉症スペクトラムの方の支援】

いつか、このマガジンを書籍にしたいと考えています。もう少し詳細に書きます。また書籍限定の記事も追加します。実現するかはわかりませんがね。あとはフォロワーが増えたら、ホームぺージ?いろんな方が作っているモノを見ることがあるため、そちらも作りたいと思います。実現するかはわかりませんが。よろしくお願いします。

障害特性についてです。発達障害や知的障害についてです。これは、言葉のオウム返しやこだわりなどがあると思います。

特定のモノに興味を持ったり、決まった時間に決まった方法で行動を行うもあります。

自閉症スペクトラム障害は、知的に障害がある場合もありますが、ない場合もあります。また、てんかんや、2次障害として精神症状が出る方もいます。

また、中には、自傷や他傷、物を壊すなどの行動障害が現れることもあります。 
 
自閉症スペクトラム障害や行動障害の方の理解や支援方法を学ぶために強度行動障害支援者養成研修、基礎、実践もあります。(私は持っています)

話は戻ります。こだわりや繰り返し行動は、普段よく見られます。ただ僕達は支援の中で、良くも悪くもスルーしています。

それ程、問題がなければスルーすると思います。それはこだわりは、利用者が安心するための行動や繰り返し行動をすれば落ち着くことを知っているからです。そういうポイントは、支援者の中で共有して支援しています。

ただ、危険なのは、利用者の困り感と僕達の困り感は違うためどんどんズレが生じてくることだと思います。

困り感は、僕達はそれ程、苦しいことではないと考えているが、利用者からすれば苦しいかもしれません。このことから支援は思いと言うよりは、一定の支援を皆が行うことが大切です。

そのために支援や支援方針は統一して行います。

ただ、それぞれの支援者の利用者の見方のズレが大きくなると、適切な関わり方ができなくなると思います。支援以外の関わり方がやっぱりズレ難しい。支援はポイントポイントで統一していますが、全部が全部、支援の取り組みができるわけではないので。

では、どうするか?いつもと違う行動を観察する、気に止めることです。

利用者は想像以上にストレスを感じて、そのような行動が出ているかもしれません。

私達もストレスが溜まり過ぎると、身体症状が出ますよね?それを僕らは言葉で表現できます。しかし利用者の場合は、言葉で表現できないため、いつもと違う行動に出ます。

僕はそういう行動の背景に障害特性は、鮮明に出ると思います。そして、それを機会に支援を見つめ直します。正直、利用者がいつもと違う行動をした場合は、支援者も苦しいし葛藤します。支援が適切ではなかった。ちゃんと支援していたか?など自問自答します。しかし、そういう瞬間がないと良い支援はできないとも思います。

なので、そういう悩む瞬間も出てくると思いますが成長できる機会なので、歩みましょう。