【No64自身が感じる介護福祉士の専門性】

介護福祉士の専門性について

高齢者介護や障害者介護を行ってきました。10年以上行っています。

介護技術などが専門性と言われたら、そうだと思います。他は医療的なケアなどは、痰吸引資格を取ってから行うことができるため、そう言った専門性もあります。

身体状態や精神や身体に制限のある人が自身の力を活用して生活できるような支援を行うことも大切です。

僕は、介護福祉士の専門性が何かと考えた時に思うのは、利用者と問題の間を見れること、そしてタイミングやバランスを取ることかできることだと思います。

例えば、中途障害の方が初めて車椅子生活を行うとします。その際に初めてのヘルパーと出かけた際にやたらとエレベーターの場所を気にしたとします。この階は、エレベーターはいくつあるかな?と言われたとします。おそらく、たいていはあの場所にありますとか2つありますとか答えると思います。ただ、その方が中途障害から、常に移動できないとパニックになるという事実があるとします。

しかしそれを利用者も気づいてない、私たち支援者も教えてもらってなければ、そのまま上記のように答えを言いそうです。

しかしその事実を読み取れたら、めんどくさいですが、エレベーターの位置を一緒に確認します。

これは利用者の表情や会話、声のトーンなどから読み取れます。

もう少し簡単な事例をお伝えします。例えば、利用者が目薬を差さないといけないとします。若手の職員は、目薬か、利用者が仕事の行く前に差すかと考えます。しかし、私は、このタイミングしか差せないと考えています。

まず、この目薬の存在に気付くことが大切です。あとは、目薬の効能と、利用者が朝はトイレにこもる、そしてその後に手を洗い顔を洗う習慣があるとします。そうなれば、目薬のタイミングがわかります。

まぁ、これらは利用者との一緒にいる時間が長ければ気付くや経験じゃないかと言われそうです。

利用者と課題の間に入り込み支援するとは、利用者がエレベーターの場所がわかることで次回も安心してデパートで過ごせる。また、利用者が顔を洗う理由は、目が痛いからです。このなぜ、そられを行うのかを考えて支援します。

そこを考えて支援をします。これらは経験から介護福祉士の専門性だと思います。

これらの事例は、内容を変えて掲載しております。