【No23 誰視点か】

高齢の方や、障害のある方と話していると、出来事やこうしたいという願望をストレートに話すことがある。これは利用者とともに過ごしているため内容は理解できるが、話がどんどん膨らむと途中話が脱線したりして、何の話かわからなくなり、当初の主訴や目的と変わってしまう恐れがある。また、それは、利用者視点なのか?誰かの視点なのかを明らかにすることで本人主体の支援ができるとも思う。

なので、話を聞く際は、主訴が何なのか頭に置きながら話を聞くようにする方が良いのかなと思う。

また、これは本来は記録の場面で活かせることだ。

また、これと同じく、利用者、関係機関、親御様と話をした際には、誰が言ったこで、誰の考えなのかについても、主語をしっかりと使って表現する必要がある。これは記録では重要になる。

これは、親御様なら利用者は自身の子どもであり、親御様視点だからこその知識や内容もある。また、関係機関は、その時限りの関わりのため、客観的事実を話している場合もある。これらのことから、どの視点から、どの程度理解して話しているのか?を明らかにするという意味で主語はきちんと用いる方が良い。そして、これは親御さん視点、

これは関係機関視点と分けることで、その背景の思いや考えまで想像することができる。