【No47 p循環の機能】

感謝というものはなぜ良いのか?一つにつまらない生活をフォーカスすると、自身の価値も意味もわからなくなり、毎日他者と比較してしまうと思う。
その時に、食べるご飯があること、働いて給料がもらえること、資格などがあること、まだまだあるが自身にとって、役に立つことにフォーカスすると、自身の価値に気づき、感謝が生まれたりする。

感謝というものは修正機能があるように思う。他者との関わりは、仲良くなるか、嫌われるかだけではなく、感謝するという関係性にも注目すれば、いろいろな付加価値がついて来るように思う。
  
嫌われる恐れのある関係性では、それを防いでくれるかもしれない。仲良くなるという関係性では、感謝により、良い距離感が保たれるかもしれない。 
 
p循環により、楽しい、嬉しいなどの感情が広がり、さらにそれが良いものを生み出す。しかしこれを細部まで見ると、自身の行動や気持ちなどを感謝の気持ちが微調整してくれるからこそ、良い結果に繋がるという見方もできる気がする。

そして、ソーシャルワークでは、自身がp循環の機能として関わることが大切なように思う。p気が溢れて、自身の行動や気持ちを良い風にコントロールできるようになれば、利用者との関わりや関係性も変わると思う。支援が良い方向にいくことで、利用者のp気も循環されるかもしれない。
 
そういう意味では、p気の修正機能を使うという機能を使った支援は効果的なのではないだろうか?

この修正機能は、私が勝手に考えたことです。

参考文献 人生の流れを変えるちょっと不思議なサイコセラピー 著者 東 豊