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【No5 カウンセリングと数字】

高齢者分野ではケアマネジメントとともにカウンセリング技法である来談者中心療法を使うと良い支援ができるとのこと。

 実際に相談に来た人は、自身の生活をこうしたい、こう変化させたいなどの願望がある。しかしながら、様々な喪失体験をしたことによる自己概念があまりにも剥離しているため、それができない。そのため、クライアントの願望に焦点を当てつつ、その剥離を小さくしていくことが必要。そのためには、そのクライアントの生活の中での新たな自分を見つけて、理解して新たな自己を受け入れていくことが必要だ。

それができていくことで、クライアントの問題は解決していく。
 
実際に私は、こういうカウンセリングの関わり方を実践しているような気がします。それは、やはりどういう自分でアプローチすれば良いかがわからない場合が多いので、自身で何かを演じる上では、持ってこいなのだと思います。

また、クライアントの変化を具現化するためには、いつも一定の自身で質問や話をする方が良いように思います。クライアントの体調が悪ければ、言葉や交わす会話は少なくなりますし、会話を重ねていく過程で変化がすぐにわかります。

何を大切にしていたかと言えば、例ですが、僕は数値のように思います。何か習い事週2日から3日通えるようになった。今日は、15時30分まで帰らないといけない。(予定がある。)

体調や何に焦って、何を楽しみにして、何をしんどいと感じているかなどがわかります。

なぜ数字かは、いろいろ話してくださり、いろいろな表情を見せる方はそれで、イライラしてるや疲れているなどに気づきます。この時点である程度の気持ちはわかりますが、それによりクライアントがどんな状況にいるのか背景などを数字から考えることで、さらに何が問題で課題かがわかるように思います。

その上で課題や問題が出てくれば、クライアントが向き合おうとしてることが鮮明となりますよ。そこから、クライアントの前向きな気持ちや変化を見つける支援をします。