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「梅見」と「利き梅酒」で、ひと足早く、春を。

なぜか、もういろいろなことにとらわれて生きるのはやめよう、と思った。
昨晩、強く。
直感に従って動こう、「~せねばならない」を捨てようと思った。

だから、朝起きて「梅の花が見たいな」と思った時も、それをすぐに夫に言った。夫はまだ布団の中で、ニコニコして私の話を聞いていた。

今日は祝日だが、5時間ほどやらなければならない仕事がある。
いつもの私ならそれが気になって遊びに行くなんてできない。いや、遊びに行ったとて、楽しむことなんてできない。
でも、朝2時間、夕方帰宅してから3時間。これで間に合う。だったら、やりたいことをやろう、楽しもうと決めた。
頭の中で考えて、口に出して言ってみたら、それは何でもないことのように思えた。

そして実際に朝2時間仕事をして、12時に出発。向かったのは万博記念公園だ。家からは40分くらいで着く。

曇ってきたが、太陽の塔はいつ見てもいい。

万博記念公園は子どもの頃からなじみのある場所で、夫とも何度か来たことがあるが、ここの梅林を歩くのは初めてだった。

公式ホームページによれば、『自然文化園の梅林には、5,500㎡もの敷地に約120品種・約600本、日本庭園の梅林には約40品種・約80本の梅があり、様々な梅の花を楽しむことができます』とのこと。
しかも、ちょうど「梅まつり」をやっているようだった。

梅林についてみると、咲く時期が微妙にずれるようで、まだ蕾すらつけていないものもある。満開というにはまだ少し早いようだった。
それでも、紅、ピンク、白と、かわいい花を見ることができた。

「玉牡丹」はふわっと丸くてかわいい
「りょくがく」という品種。これが一番好きだった。

まだ寒いこの時期に梅を見ると、春の訪れを間近に感じてうれしくなる。
梅は、桜のような華やかさも妖艶さもないけれど、それぞれに個性があってかわいらしい。ホッとする優しさがある。そこが好きなのだ。

十分に楽しんだ後、「梅まつり」の会場へ行ってみると、あの梅酒のCHOYAさんが来ていて、梅酒の利き酒セットを販売していた。それも、利き梅酒して当たれば、抽選で賞品がもらえるという。

もちろん、夫とチャレンジしてみた。
そう、私は日本酒の利き酒師!
こんなもん間違うわけがないと思ったが、私は梅酒もウメッシュも飲まないから、ん?説明文と自分の感覚をどう合わせて考えたらいいのかよくわからないんだけど……。

梅酒の香りと味わいの説明を読み、この5種類から選んで番号を書く。

結局、私は1つ間違えて、夫が全問正解だった。
「日本酒やったら、負けへんのに~!」と悔しがる私。
ただ、夫は抽選ではあまり良いものを引けず、ウメッシュの缶をもらっていた。

しかし、楽しかった!
メーカーはイベントで「利き酒クイズ」をぜひやるべきやなと、夫と話した。なぜかと言えば、みんな真剣に味わうからだ。これがたとえば「自由に試飲してください」とか、1杯100円だったりすると、きっとみんなガブガブ飲むだけで、“違い”を自分の鼻と舌で感じようとしないだろう。
1問間違えた私が言うのもなんだが、同じ梅酒でもこんなに違いがあるんだとわかったし、どれもレベルが高くてCHOYAさんってすごいなと思った。そんなふうに消費者に感じてもらえることもメーカーにとったら大きなメリットだと思う。
そして、もちろんこちらは楽しい。

この後は、太陽の塔の裏側で、カールスバーグの生を飲みながら、チキンとポテトのセットを食べた。

太陽の塔、裏も好きなんだ。

寒くて天気もあまりよくなかったが、やっぱり梅見に来てよかった。
直感に従おう、自分が楽しそうだと思うほうへ動こう。
動いていいんだ。

帰ってスマホを見たら、12000歩近く歩いていた。
今日は一日元気に過ごせたことに感謝!

万博記念公園の梅まつりは3月13日(日)までやっているので、お近くの方は行ってみてはいかがでしょうか。
※利き梅酒は土日祝のみの開催なので、ご注意を!

▼梅の開花状況やイベントスケジュールはこちらから



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