【最近読んだ本】自分の明日を良くできるのは、今日の自分だけだ。
いじめを受け、家族との関係もぎこちなかった中学時代、主人公の碧は「明日なんて来なければいい」と思っている。
そんな時、偶然ある女性に出逢う。
「みんなに嫌われている」と言う碧の言葉をその女性は否定する。
「あなた自身が、あなたを大事にしていないから。あなたがあなたを嫌っているから。だから周りの人はみんな、ますますあなたを大事にしないし、嫌いになる。こいつはそういうふうに扱ってもいいんだって思われてしまう」
そう言って、蜂蜜の瓶を碧に渡して去っていった。
「蜂蜜をもうひと匙