見出し画像

スパイスカレーを作るきっかけ


小さい頃から自宅にはカレーライス🍛はあったしカレーライスは大好きだった。当時は西城秀樹さんが歌うこのCM

ハウスバーモントカレーだよ〜♫
リンゴとハチミツ、とろーりとけてる♫
ヒデキ、カンゲキ〜♫
ハウスバーモントカレー♫

が、テレビでずっと流れていたので、おそらく日本全国のカレーライスといえばバーモントカレーだったと思う。

1.カレーってヌルヌルする

子供の頃は知らなかったが母親は料理をすることが大嫌いだったらしく夕食が7日間連続カレーなんて時もあった。それでもカレー好きは変わらず毎日でも食べ続けることができた。

ある日母親にカレーの作り方を教わり、いや.......教わったというより料理が嫌いな母親にカレーの作り方を仕込まれたというのが正しいかもしれないが、月に何度もルウを使ったカレーを作ってきた。

それから数十年が経過し、あるお店でカレーを食べた時に舌が妙にヌルヌルした感じになり水をいくら飲んでもそのヌルヌル感が消えなかった。

このヌルヌルした感じはいったい何だ?と急に気になり始めた。それは、今からちょうど1年前のある日のできごと。

もしかして、カレーを食べてこのヌルヌルした感じを今まで感じていなかったのか、そもそもこのヌルヌル感がカレーだと思っていたのか、じゃー、カレールウって一体何が入っているんだと詳しく知りたくなった。

気になり始めると急に探究心が止まらなくなることがある。

カレールウの裏面には原材料が書かれている。

原材料名 食用油脂(牛脂、豚脂、パーム油)、小麦粉、カレー粉、砂糖、食塩・・・

なぜかその時、舌がヌルヌルすると感じるのは小麦粉か❗️と思った。その左に「食用油脂」と書かれているにも関わらず意味がわからなかったから牛脂、豚脂がその原因とは思わなかったのだ。

2.レシピ本が読めなかった

ある日、本屋さんに行った時に興味本位でスパイスカレーの本を手に取って読んだ。本には見たことも聞いたこともないカタカナがいっぱい並んでいて、こりゃダメだ💦といったん読むことを諦めた。

それから、本屋さんに行くと必ずスパイスカレーの本を手に取って読むようになったのだが、そもそものカレーの基本を知らないのだからわかるようになるはずはない。

よし、図書館でスパイスカレーやインドカレーの本を借りてじっくり見てみようと2、3冊借りて読んだ。でも、やっぱり、さっぱり、全然わからない

そもそもスパイスカレーと言うものは料理教室に通ったとかインドやタイに住んだことがある人しかわからないものだろう、もう諦めようと思ってその時の気持ちをTwitterに書き込んだ

2.ある人を知った

ある日、Twitterのフォロワーさんから「印度カリー子さんって知ってる?」と聞かれて、

うーん、うーん、うーん、誰それ?

だった。それがちょうど1年前の2019年7月30日。とりあえず印度カリー子さんのTwitterアカウントを見つけてフォローしておこうとポチり。その4日後の8月3日のTwitter見るとこんな記載が

8/10(土)8/11(日)は大阪へ行きます
東急ハンズ大丸梅田店12階にてカレーフェアです

これは何があってもこれは絶対に行かないと❗️と、すぐにスマホアプリに入れた。それを見ていた家族が、普段は発揮しない行動力の速さに驚いていた。

このカレーフェアに参加した当日のボクのツイートを読み返すと「リスペクトと感動で震えて笑顔でサイン頂いた」と、今はカリー子師匠をリスペクトしているのだが当時からリスペクトしていたのがわかる。

ちなみに、一緒に並んで写真撮影してもらったが今でも非公開にしたままで誰にも見せてないし今後も見せないだろう。

3.趣味にスパイスカレー作りが加わる

過去を振り返ると興味を持つものはたくさんあったが3ヶ月くらいで興味がどんどん薄れ、趣味と言えるものとして残るものは特になかった。

唯一、3年前から突然焙煎をするようになったコーヒーと、1年続いているインドカレー・スパイスカレーだけかもしれない。

あと、インドカレー・スパイスカレー作りにハマったのはおいしさだけじゃないのかもしれない。師匠のツイートにコメントすると必ず返答を頂ける、これはボクが特別なのではなく師匠はコメントした全員に返答されているから。

そういう師匠のカレー好きの人には分け隔てなく丁寧に対応される姿勢も、ボクがインドカレー・スパイスカレーを作っていこうと思わせているのかもしれない。

4.初のスパイスカレー作り

2019年8月10日に師匠にはじめて会った時「インドカレーど素人なんですけど、いい本ありますか?」と聞いたら「入門的な本ならありますけど」と紹介されたのが師匠の本、私でもスパイスカレー作れました!

実は、あなたはどう見ても素人には見えないって顔されてたのを覚えてる。

インドカレー・スパイスカレーのことを知りたくて、何度も本屋さんに行き、図書館で借りてもわからなかったのに、師匠が書いた未経験者むけのこの1冊を読んだだけで作れるようになった。

この日をきっかけにボクが購入した師匠の本を紹介しておこう。未経験者向けが1冊、初級が5冊(もう1冊はAmazon Kindle版で購入)で、中級から上級者向けが1冊である。

画像1

画像2

さらに、レベル3段階で特にお勧めするのがこの3冊。

未経験者編、はじめてスパイスでカレーを作ってみようという人向け
初級編、3種類のスパイスで1回は作ったことがある人向け
中級・上級編、パウダースパイスに慣れた人向け

5.スパイスカレーの作り方

とりあえずスパイスの中のパウダースパイスだけでバターチキンカレー(2人分)を作るレシピを載せておく。ボクがオリジナルで考えたレシピではなく、師匠の本を読んで経験を積んで整理したものである。

ここで使っているパウダースパイスは3種類だけ。この3種類が何ものか、どこで買うのかなどは後日のnoteで。

鶏もも肉 200g (鶏皮は外す)
玉ねぎ 中くらい1個 (みじん切り)
ホール缶トマト 200g (潰す)
ニンニク、ショウガ チューブで3cm程度
塩 小さじ1/2〜1
水 100㏄
ヨーグルト 100g
バター 10g
スパイス(ターメリック、コリアンダー、クミンパウダー)各小さじ1

6.あとがき

子供の頃から好きだったカレーライスだが、ある日をきっかけにカレールウに含まれる食用油脂(牛脂、豚脂、パーム油)が気になり、それをきっかけにインドカレー・スパイスカレー作りにハマった。

現在、我が家には非常食としてのレトルトカレーはあるがカレールウは存在しない。その代わり約30種類のスパイスが容器に入れて管理されている。このスパイスについては後日のnoteで。

2000文字以内を目指して綴ったが、現在2800文字を超えてしまった。ここまで読んでいただきありがとうございました。

フォローやコメントいただけるとうれしいです。ではまた👋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?