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思い描いた人生でなくても良い

こんばんは。今日もお疲れ様です。ゆーすけです。

先日32歳の誕生日を迎えることができました。

32歳を迎えて思うのが、ようやく自分の人生が楽しくなってきたということです。

最近、一歳上の知り合いの人が、「自分の人生は思い描いた人生ではない」という愚痴をこぼしていましたが、そもそも描いた通りの人生を歩んでいる人は何人いるのだろうか。

僕自身、数回転職をして、仕事やプライベートで全く思うようにいかない日も続いて、人生のどん底のような暗黒期も経験しました。「こんな人生なんて最悪だ」と嘆いた日もありました。また、友人から『落ちこぼれ』や『カッコ悪い』、『人生のレールから脱線している』など、散々バカにされた日もありました。

こんな人生は描いてもいなかったことです。まさか自分がこんな人生を歩むなんて当時は思ってもいませんでしたが、今の人生は最高に楽しいと思えます。なぜ今自分の人生が楽しいと思えるようになったのか。

■付き合う人を変える

最初に自分が行ったことは付き合う人を変えることでした。とにかく自分のことをバカにする友人とは一切連絡を取らないようにしましたし、マウントを取るような飲み会にも行かなくなりました。関係を切った友人は陰でもバカにしているということを後で知りましたが、陰でも人の悪口や自分の立場を保身するために人を蔑むような人とは付き合う必要はないと思いました。

とにかく自分が落ち着いて、安心できる人と付き合おうという考えでいることで、自然と出会う人や会ってみたいと思える人が大きく変わりました。 3人くらい出会う人を変えると自分の環境が劇的に変わっていくように思います。

友人の数や付き合い程度の飲み会への参加は大きく減りましたが、その分、自分を大切にしてくれて、お互いを高め合う人ばかりがまわりにいてくれるようになりました。思い切って付き合う人を変えてみることは、とても勇気がいることですが、自分の人生にとっては大切なことだと思います。

■環境を変える

付き合う人が変わっていく中で、人格者と言える人に出会うことができて、自分の生き方や考えを整理する機会がありました。また、徹底して自己理解をすることができたおかげで、自分を知って、自分の良さに気づいて、自信を取り戻して、どんどん良い方向に変わっていきました。しかし、どれだけ自分が良いように変わったとしても、人や組織を変えることはとても難しいという壁にぶつかりました。

以前働いていた職場はとにかく否定や愚痴、悪口が多くて、そんな環境を変えたくて必死に闘っていましたが、人や職場単位の環境を一人で変えることはとても難しかったです。何度も壁にぶつかり、転んでも立ち上がっていきましたが、ある日ここでの頑張りをもっと他の所で発揮すれば良いと考えるようになったことをきっかけに勢いで仕事を辞めました。

本来は守るべき家族がいる中で、次の就職先を見つけての転職をしないといけない状況だったのかもしれませんが、家族の支えや理解によって、思い切って退職をすることができました。

仕事を辞める時に思ったのが、仕事をしながら次の転職先を考えるのは難しいことです。仕事を辞める前の自分は、とにかく時間がなくて、業界や企業分析も曖昧で日々の業務に忙殺されて、結局今の仕事でいいやという考えに陥っていました。今いる環境への感覚が麻痺してきて、転職する労力があるなら、ここで必死に耐えて居座っていたら良いという考えにもなっていました。

その時に大事にしていたことは、『大きなものを一つ捨てると新しいものが入ってくる』という考えです。仕事を辞めてから最低限のことを考えておいて、最低限を決めたからこそ、思い切って退職をするという決断ができました。退職してからの結果は、心から情熱が沸き立つような企業と出会い、自分がどうしてもやりたかったことを実践している素敵なご縁に出会うことができました。あれだけ辞めるまでは、「この先どうしよう。大丈夫なのか。再就職できるのか」という不安ばかりでしたが、勇気を出して辞めてみると案外人生は好転した新しいものが入ってくるということでした。

■偶然を味方につける

一見、偶然をたまたま手にしたように思いますが、環境を変えた時に、自分がどのような環境を目指したいのか、自分は何をしたいのかを徹底的に分析してアンテナを張っていたことで、偶然のチャンスを迷いなく掴めたように思います。偶然はいつ転がってくるかは分かりませんが、もし転がってきたことがあっても掴めるような準備をして、挑戦してみることも一つの手段だと思います。

■思い描いた人生とは

人生は誰しもが、失敗やどん底の人生を描きはしないと思います。楽しくて理想に近づけるような前向きな描き方をするように思います。

しかし、人生には晴天ばかりではなくて、大雨や雷、嵐が起きることもあります。晴ればかりを描いていると、不足の事態に対処できずに、雨に打たれ続けた人生になり、愚痴や弱音に変わっていきます。

思い描いた人生通りには中々いきませんが、人生を楽しくする方法はいくらでもあると思います。こんな人生思ってもいなかったと嘆くのであれば、自分はどうなりたいのかを考えてみましょう。その中で、出会う人や環境を変えたり、目の前に無数に広がっているチャンスを掴めるように準備をしておくことが大事です。

どんなに大雨でもいつかは晴れ間がきます。でも下ばかり見ていたら晴れ間に気づくことはできません。自分の人生を最高だと思えるようになるには自分の見方次第でどれだけでも変えることができます。

もちろん、迷ったり大雨から抜け出せない時は僕のようなキャリアコンサルタントを使ってください。あなたの人生を晴れに変えることはできませんが、傘を差しだすことはできます。一緒に考えましょう。

今は思い描いた人生ではなくても大丈夫です。これから描いたら良いんです。雨や何が降っても対処できるように自分の人生を自分らしく生きていきましょう。
晴れにしていくのも自分次第で変えられます。

■最後に

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

今週の投稿はできるのか悩みましたが、どんな文章でも継続をしてみようと思い、ノンストップの勢いで書き切ることができました。ありがとうございます。

また金曜日にお会いしましょう。

優しさの研究者/月のような人

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