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中学時代から密かに持ってる夢の話

「将来の夢は?」

ほんっと、ありがちな質問。そのありがちさは「無人島になに持ってく?」と並ぶ。小学生の時は、カッコつけたいとか、やばいやつと思われたくないとか、そういう自分の見え方を気にするような感覚がないから、1番素直に本気で答えられた。ちなみに私の当時の夢は「バレリーナ」。すでに向いてないことはわかってたけど、口に出すことに勇気なんて必要なかった。

でも、高校生くらいから、マジで答えるのってダサいんじゃないかと思うようになる。「えーイケメンと結婚することー」とか言って、マジな回答から逃げてみんなが言いそうなことを言っておくようになる。いわゆる、置きにいくってやつ。

「将来の夢は?」は、いつしか最もナチュラルな大喜利クイズになって、その答えにセンスが問われたり、「あ、たぶんたこいつと合わないな」とかある種の人間関係構築の判断材料となる。

でも、本当はちがう。

私の夢はそんなんじゃない。

人目を気にする心が蓋をしてるだけで、

本当はずっと同じ夢を持ってるんだ。

私の夢は、オールナイトニッポンのパーソナリティをやること。

いや、放送作家でもいい。
とにかくオールナイトニッポンを、日本中にお届けしたいんだ!!

中学生のときからもうずーっとオールナイトニッポンがやりたい。
オープニングコールからのビタースウィートサンバ。提供紹介して、「有楽町ニッポン放送をキーステーションに〜」って言って、CM明けは今週のオープニングトーク。その後はお笑い好きだからこそAMラジオっぽいネタコーナー。

欲を言えば、アルピーANNみたいに毎週何かのパロディしたり、放送終盤でオープニングトークの伏線回収したい。

ちなみに私がやりたいコーナーはコレ↓
※【】MRI検査中に思いついたオリジナル。

【GACKT選手権】

Q、家の間取り見せてください。
A、(写真を見せながら)うち窓がないんですよ。

昔HEY!HEY!HEY!で見たワンシーン。小学生のときに観て、小さいながらにこの一文にはGACKTが詰まってると思った。それで考えたのがこのコーナー。
インタビュアーの質問と、それに対するGACKTの答えを予想していくというもの。

【出会い系図鑑を作ろう】

出会い系の写真×文章で構成されるプロフィールって、その人がどんな人か、どういう世界で生きててなにが好きなのか、本当によくわかる。
プロフィール文が「はじめまして!」とか挨拶から始める男は大体ありがちなファッションセンスだし、高そうな食べ物を複数枚載せる男はもれなく話がつまらない。使い方わかりませんって書く女はだいたいいい人だけどメイクが下手だし、アプリで撮った超どアップの片目しか写ってない自撮りを載せる女はだいたいブス。

そんなあるあるを集めて、みんなが出会い系で成功を勝ち取れるようになろうっていうコーナー。

※この直後にゴッドタンの気づいちゃった発表会を観て、ちょっと似てるなと思った。

24歳。


人からの見え方を誰よりも気にする自分だけど、今日は思い切って、夢を書いてみた。


将来の夢って、かっこつけたい人間にとっては最も聞かれたくない質問だけど、

オトナになったから。

もう一度、夢を叫んでみよう。


恥なんてばっちこい。

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