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大きいお鍋いっぱいの焼きそば 1

いつも私が作る料理は、量が多くなってしまう。
それは、食べ盛りの子どもがいる家庭で兄が中校生の頃から、母の手伝いや掃除、食事づくり、親戚の集まりが家の当番になったときに、いつもかりだされていたこともあり、大量の料理を作ることが当たり前に身に付いてこうなってしまった。

田舎ならではの光景なのかも知れない。

生まれつき虚弱体質でも、料理やお菓子やおやつ作りは好きなので、小学生の頃など体調が良いときは自分のお弁当や妹や友達と食べるおやつを作って、近所の海に遊びに行っていたりして、ちょっと失敗したものでも遊んでお腹がすいているので「まぁまぁいける、大丈夫。」という言葉をいただいたりしながら楽しんでいた。

中学時代は、お弁当とお菓子や果物を毎週土曜日の部活の日に仲良しの子達と用意して行って、同じ部の子や同級生と食べるのがとても懐かしく楽しかった思い出ですね。

病気になっても、甥っ子の大好きな大学いもも、姪っ子と一緒に作るクッキーも自分の体調管理ができているからこそできることなのだと甥っ子や姪っ子の存在に感謝しながら、ちゃんと体調管理をしようとあらためて思ったりしています。

冷蔵庫が壊れて新しい冷蔵庫を置く場所をつくるための大掃除を今していて、中学や高校時代の手紙や日記が出て来て、少し読んだりしていると大変ななかでベストを尽くそうとしているその頃の自分に今、うつ病気に悩まされている自分が励まされていることに気づいて、あの頃よく友人の相談に乗っていて、すごく手紙書いて、今その返事を読んだりしていると(うつっぽい友人だったので)、まずは、これから落ち込んだ時は好きな本や音楽に逃げ込みながらひとつひとつ段階をふんで、今できることのベストを尽くそうと遠い日の自分を思い出し想います。

また、大きな鍋を出して今度は秋らしく、これから拾いにいく予定の銀杏の入った茶碗蒸しをたくさん作ろうと思います。

食べてくれる人たちの笑顔を思い浮かべながら。