見出し画像

とにかく点を打て、できるだけ多く

苦手なことはたくさんありますが、
その最たるものがこれ。

「未来の計画を立てること」

苦手というか、生理的に受け付けられないみたい。

未来の計画を立てるということは、
スケジュールなるものが決まってくるわけで、
そうなると締切的なのが決まってきて、
そっから逆算して動かないといけないわけで。

10分後の気分もわからないのに、
なぜ数ヶ月、数年先の事柄のために
今の行動を決めないといけないのか?

という気持ちが瞬時に脳を駆け巡って、
気持ち悪くなってくるんです。

脳が、「未来のことは考えるな!」
と言ってきます。


たまに、人生プラン?みたいなものを立ててる人がいて、凄いと思います。
(もしかして多くの人が立ててますか…)

何歳までにキャリアアップして、結婚して、どこに住んで、みたいな。それで、結構みんなその通りに生きてたりしてて。

超人としか言いようがない。

私は今年の目標も立てられないのに。


最近、“Connecting the dots”(点と点をつなげる)
って言葉を見かけて、良い言葉だなあと思ったのですが、
調べたらスティーブ・ジョブズの言葉でした。
ジョブズって、私たちの人生にことごとく入り込んでくる。

どんな意味かというと、

将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできない。
できるのは、後からつなぎ合わせることだけ。
現在行っていること(点)が別の何か(点)につながることを信じて、目の前の出来事に全力で取り組む。
それが未来を創るんだぜ!

です。

これは本当にその通りですよね。

つながる、と言えば、つながるし、
意図的につなげる、こともできる。
点が多ければ多いほど、あるいは点が大きければ大きいほど、つなげるのは容易になります。


決まった目的地に向かって走り続けるなんてつまらない。

美しい景色に立ち止まりたいし、出会った人たちと遊びたい。その場で踊ったっていいし、目的地を変えたっていい。

その瞬間のDotsに全力を尽くして、
気が付いたら道ができているように。

コネクティング ザ ドッツ。

またの名を「行き当たりばったり」。

でも世間は、社会は、未来の計画を立てないことを許してくれないので、
今日も気持ち悪くなりながら未来のことを考えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?