見出し画像

多汗症治療を始めました

2019年8月21日現在、プロダクトについてはサンプルの製作も完了し、クラファンチャレンジに向けて各種手続きを進めているところです。審査とページの製作のスケジュール上、当初8月を予定していましたが、若干後ろ倒しになり概ね9月には実施ができるであろうと思っています。審査が通った段階で改めてこのページで告知をしていきたいと思っています。

さて、多汗症と40年付き合ってきた多汗症のプロ(自称汗プロ)の私ですが、今回巷で話題のイオントフォレーシスを施術してくれるという池袋にある池袋西口ふくろう皮膚科クリニックに通院し、多汗症の治療を受けていく事にしました。40年もこの疾患と付き合っているとある程度自分なりの対策というか向き合い方も確立されてきて上手に付き合っているつもりですがやはり無いに越したことはないなと考え、思い切って受診に踏み切った次第です。

診察をして頂いた先生には現状として、手掌・腋窩・足底に重度の多汗症を抱えている。(レベル3)できれば手を何とかしたいと思っている旨お話をさせて頂き、まずは塩化アルミニウムと飲み薬(プロ・バンサイン)の服用を行いながらイオントフォレーシスで治療していきましょうという流れになりました。

先のマガジンで多汗症の現状に触れておきましたが、多汗症って現代の医学では完全に止めることが基本難しくて、ローションや飲み薬で汗を抑える処置をするか、ボトックス注射による一時的な緩和、最終手段の外科手術(交感神経遮断術※Endoscopic Thoracic Sympathectomy 通称ETS)をして汗自体をかかなくする事くらいしか出来ないのが現状でした。

ただこの施術については患部に弱電流を流して汗を止めていく施術でリスクも少なく出来るというメリットもあり、最近注目されてきております。回数を重ねる事で徐々に緩和させていくという流れになるようです。

↓これが塩化アルミニウム。患部に直接塗ります。

↓これがプロバンサインという飲み薬。予防として事前に服用します。

↓これがイオントフォレーシス(一部)になります。水道水の入ったトレーに手と足を浸して微弱な電流(10~20mA)を流していきます。1回10分程度でそれを数をこなしていく事で徐々に汗を抑えていく流れになります。通電する事で発生する水素イオンが汗の出口を塞いでいくとか。微弱とはいいますが結構ビリっときますので最初は弱い電流からチャレンジした方が良いかと思います。自分は強がってマックスでやりましたがすぐ弱くしてもらいました(笑)

ただこのイオントフォレーシスという機械、個人輸入で機械を購入しなければならないのと、メーカーが複数あるようですが全体的に価格が高く、機械によって性能もまちまちというのが難点ではあるようです。この前の多汗症のオフ会では耳をダンボにして効果に関して聞き耳をたててました(笑)

これから定期的に治療を受けていきつつ、多汗症とバイバイ出来る日が来る事を期待していこうと思います。


では今回はこの辺で

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?