書くことで、変えていきたいこと

5月から受講した、天狼院書店ライティングゼミ通信講座。
先程、最後の講座動画を受講しました。
最後のワークショップとして、「何のために文章を書くのか?」という10分ライティングで書いたことを、ここに公開したいと思います。

学校では教わらない性教育を通して、社会貢献したい

「学校では教わらない性教育」と言う活動を続け、広めていきたい。
何故、広めたいのか?それは、ありのままの自分を認められる、自分に自信を持つ大人を増やして、より生きやすい社会にしていきたいからだ。
日本人は、性を汚いもの、不潔なもの、怖いものと考えるようになってしまった。これは、たった100年足らずでの意識変化だ。元々、日本人の文化は、もっと性に寛容な社会だった。
何故、そうなったかはさておき、私たちが学校で教わらないことが大きく2つある。一つが性に関すること。もう一つが、お金のことだ。
性も、お金も、何故か汚いもの、怖いもの、触れてはならないものとされている。それは、どちらも学校では教わらないからだ。学校で教わらない上に、親や身近な大人にも聞けないからだ。
人間は、知らないものに対して、恐怖や排除の感情を持つ。
性は、とてつもないエネルギーを持っている。性行為以外に、新しい命を生み出す方法は、今のところ存在しない。
性は、人間の根っこその物である。だから、ひとりひとりの個性そのものでもある。白黒で判断できない、複雑で繊細な事柄だから、第二次性徴の部分しか、学校では教えられないのだと思う。特に、女性の肉体について言えば、一人ひとり、本当に違う。だから、どの情報が自分にとって正しいのか分からなくなって、皆、性を怖がるのだ。知ることを恐れて、ふたをして、無かったことにしてしまう人も多いだろう。
私も、昔そうだった。他人と違うセクシャリティをもつから、皆と違う事を恐れて、自分に自信がどんどん無くなっていった。自分を認められなかった。
自分は、この世界にたった一人しかいない。自分と言う個性も、たった一つだ。だからこそ、自分の土台であり、根っこである性や性に関わる心のことも含めて、もっと多くの人に考えて欲しい。個性の多様性は、セクシャリティの多様性でもある。私が、書き続けていきたいことは、その多様性についてだ。
一人でも多くの人に、私の文章を読んで、性について考えるきっかけになって欲しい。だから、一人でも多くの人に届く文章を書いていきたい。

どうすれば、遠くまで届くのか

入力する時に、打ちかえたり、追加した部分もあるけれど、これが率直な思いです。
ただ、文字列を追う事が苦手な人もいますし、文章と言うコンテンツだけでは、届かない人たちもいます。

来月以降にはなりますが、動画講座をようやく作成します。
SOGI、性的自認についてのオンライン受講ができるように、準備を始めて行きます。
出来たら、学校に関わる人に直接、アプローチできる手段が無いかとも、友人を通じてアプローチしています。
本を出す前に、天狼院書店メディアグランプリで評価いただいた4つのコンテンツを小冊子にしようかと考えてもいます。

届けることを考える。これは、いつも絵本作家でタレントの西野亮廣さんから、ダメだしを受ける部分です。直接受ける訳では無く、西野さんの発信しているメッセージから、いつも自分が足りていない部分だと反省するのです。

作ったものを届けることは、育児と同じ。届けることを怠っては、クリエーター失格だ。

大変、耳も心も痛いです。だからお前は、まだまだだ。そうバッサリ切られてしまうけど、出来ていません。
天狼院書店のライティングゼミで、最後まで読んでもらう「リーダビリティ」という力を得ても、届けていく努力をしつづける。

出来ることから、続けていきたいと思います。


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