見出し画像

スウェーデン備忘録⑧:ウプサラ大聖堂のすすめ

ども、青いヤギです🐡
今泊まっているホステス、思ったより日本人がいてびっくりです…∑(゚Д゚)

最初の週は全く日本人に合わなかったのに、どうしてだ…

その話は明日しますね。
今日は書こうと思って書けていなかった、ウプサラ大聖堂での体験談です✨

ちなみに、本日のストックホルムの日の出は6:17、日の入りは19:07です。

思ったより寒い、ウプサラ

ストックホルムでもウプサラでも、起床後の散歩は楽しいものです。
そしてこの二つの都市では、いろんな違いがあるなと思います。

まず一つに、町の外観。
ストックホルムの街は、とにかくカラフルです。
昔ながらのオレンジ、赤、ベージュと、カラフルな家の数々が童心に帰らせてくれます。

ストックホルムのガムラスたんの様子。脇道に入ると軒並み可愛い街になる。

一方ウプサラ、こちらもこうした建物がないわけではないです。
でも、ガラス張りの建物が多かったり、住宅街はコンクリートでできていたりと、比較的新しい建物が多い印象を受けます。

ウプサラの大学から15分ほど離れた場所。完全に住宅街、でも日本のそれより少し可愛い。

そして極め付けは、気候…
ストックホルムでは、9月でも温暖で、朝でも半袖で散歩できます。
なかなかに快適です。

一方ウプサラは…

さっむい:( ´◦ω◦`):!

朝はコート必須です。
半袖で行こうもんなら鳥肌もんです。

それでもタンクトップのおじさんが街を徘徊してたりします…
体内でガソリンでも燃やしてるのだろうか…

直線距離でおよそ50キロです。
地元で例えると関門海峡から角島です(知らんがな)。
それでこんなに寒暖差があるとは…と思ったけど、意外と想像できたな…

あまりに快晴で、つい足を運びたくなる大聖堂…

その日はものすごく天気が良かったです。
というか、ありがたいことに、スウェーデンに来てから1日も雨天に見舞われていないのですが、それでもびっくりするくらいの晴天でした。

本当に青空が綺麗でした。
ウプサラ大聖堂の正面。ゴシック建築の塔が綺麗。118mらしい。

大聖堂、綺麗だな〜光の当たり方が美しいな〜と歩いていると、気づいから教会の前へ…

外観の赤いレンガが、とにかく美しく並べられています。
それが118mに及ぶ塔の端まで続いています。
建築には対して興味に示さない自分ですら、荘厳だなとあっけに取られてしまいました。

ここまできたら、入らずしてどうする。
そんなことを考える間もなく、青いヤギは導かれるがまま扉を開け中へ入ります。

入信が頭によぎるほど、高く美しい大聖堂の中

入ってみた最初の感想は…なめてたの一言。

中は驚くほど天井が高いうえ、その隅々まで宗教画が施されています。
写真ブレてますね、、、、陳謝。

…本当に大きいです(語彙力)。
どうやら最初の建築は1287年から始まり、そこから1世紀以上かけて建てられたらしいです。
その後いくつかの火災の被害を受け建築様式をわずかに変更、こうして今の大聖堂になったのだとか。
でも高さは昔とさほど変わっていないらしい。
当時の巨匠、凄すぎ。

歴史と全体見て回ったのち、せっかくなので座ってこれまでの生活を振り返ってみます。

スウェーデンで、やりたいことをできているのだろうか。
そもそもなぜスウェーデンに来たのか。

瞑想のように振り返っていたのですが、ふと気づきます。
あ〜自分は今まで自分の内面としか向き合っていなかったな。

具体的にいうと、内省的な自分を客観的に見てもらうことがなかった、ということです。

自分の内面については、可能な限り自己完結させる。
人にも神様にも、頼るつもりは毛頭ありませんでした。
自分の信念に、根拠のない自信を持っていたので。

ただ、いろんな経験を重ねていくと、時にそんな自分が折れかける時が出てきます。
そんな時は、無理に我を通すのではなく、神様や抽象的な存在に頼っていいのだな。

そういうふうに感じさせられました。

…これが一神教の魅力か。
入信する気持ち、わからなくもないな。

こうして人は、自身の自己肯定感に磨きをかけるのですね。
勉強になりました…


蝋燭を灯せる台。実は下は地球儀になっています。すごい。

結果、キリスト教に入信、ということは残念ながらしませんでした。
ただ、自分がどうしようもない時、また疲れている時は、こうした場所で自分を顧みることも大事なのだなと、改めて実感しました。

教会、悪くないです、ぜひ行ってみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?