どうする!離乳食準備

 待ったなしの子供の成長。それに引きずられるように親も子育てに必要な知識、技能を身につけていく。
だっこから始まり授乳、沐浴、服薬、ありとあらゆる課題が現れ、どうにかクリアしてきた。今回の課題は離乳食だ。
5ヶ月から始まるひなちゃんの離乳食に向け、知識を深めるとともに道具をそろえた。
 まず私たちは全く離乳食について知らなかった。そこで2ヶ月初旬、離乳食講習会に参加した。
私たちの住んでいる町では毎月区役所で、栄養士さんによる離乳食講習会を実施している。1月にあった3ヶ月検診で、保健師さんからその案内をいただき、参加することにした。
 講習会に参加し離乳食は初期、中期、後期と3段階に大きく分かれていることがわかった。離乳食もポタージュ状、みじん切り、一口大と形態も段階があり、成長に合わせて変えていく。月例ごとに食べられる食材や調理法も変わることを知った。
ひなちゃんは十倍がゆから始まる。講習会の最後には、離乳食調理の実演もあった。
あらかじめ私たちには視覚障害があることを伝えておいてもらえたため、完成した離乳食を触らせてもらえた。裏ごしするざるや、ペースト状になったおかゆに触れたことで、離乳食のイメージが湧いた。
 次に離乳食に必要な道具をそろえた。
まず離乳食用の食器だ。小さなお皿やスプーンフォークストロー付きマぐなどだ。レンジで使え、赤ちゃんが落としたり投げたりしても壊れないプラスチック製のものは安心して使えそうだ。
私たちはお祝いでいただいたプーさんの赤ちゃん用食器セットを使うことにした。すべて買うとなかなかに高くつくので、もらえてとても助かったアイテムだ。
また、赤ちゃん用シリコン製エプロンも購入した。エプロンの裾部分はポケット状になっており、食べこぼしをキャッチしてくれる。
服が汚れることも少なくなる上、エプロンも洗い流すだけで簡単にきれいにすることができる。片付けのしやすさも重要だ。
次に調理器具だ。食材をつぶすすりこ木やすり鉢のようなボウルヘラなどだ。また、レンジや炊飯器で使えるおかゆを作るプラスチック製のボウルも購入した。
他にも簡単に食材を刻んだり混ぜたりできるハンド部レンダーも手に入れた。
さらに、丈夫なビニール製の製氷皿も使うことにした。ここにたくさん作った離乳食を入れ凍らせて保存する。キューブ上の離乳食をレンジで溶かして少量ずつ用意できるため、とても便利だ。
次にレトルトの離乳食もネットで注文した。時間がない時、一さじ程度のお湯を入れるだけで食べさせられる状態になる離乳食はとても助かる。種類も多くひとまず私たちは5ヶ月から食べさせられるサツマイモやほうれん草白身魚トウモロコシと、トロピカルジュースを選んだ。とても美味しそうで食べてもらうのが楽しみだ。
レトルトの離乳食はそれぞれの月例の子供に応じて食べられる形態や味付けできちんと作られている。たまにとろみや味の濃さを確認するために参考として使ってみても良いと栄養士さんが教えてくれた。
 こうして、これから始まる離乳食に向け、私たちも装備を整えた。離乳食を作ったりあげたりする技術は今後実践的に身に着けていきたい。

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