見つからない
上野に降りたのはちょうどお昼時でした。
今日はすごく暑くて、用意しておいた新しい夏服をみんないっせいに着たのかな?というくらいに、キラキラ、オシャレな人たちであふれていました。
私はただ電車の乗り換えのために通り過ぎただけだったのですが、自分が着ていた白いレース地のカットソーが休日感がなくてつまらなく感じられて、「今日の帰りは服を買おう!」と思いました。
それでさっき、よく行く服屋さんに入ってみたものの、ピンとくるものが見つかりませんでした。
並んでいる服は好みだし、可愛いと思うけど、それを着る自分はイマイチ想像できない。
服が欲しいけど、欲しい服は、ここにあるものとは違う気がする。
いったん本屋さんに入って、雑誌をチェックすることにしました。オシャレな女の子がたくさん。あ、たしかにこういう服、さっきお店で見たかも。
でもやっぱり、私がしたい格好と違う気がするな〜…
今日は服を買うのはやめにしました。
春先にも同じこと思ったけど、今年の流行りは自分の好みと合っていないんでしょうか?あるいは、疲れていて判断力がない…とか?また明日、元気があったら服屋さんをのぞいてみよう。
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自分の好みのものが見つからない時って、時々あるけど、文章でもそういうことがあります。なにか読みたいんだけど、今の気分にピッタリくるものが見当たらない。
きっと、探してもどこにもないんだろうなあ。だからそういう時は、自分で書くしかないんだろうなあ、って思いながら、書いています。