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【森ノ宮駅】終戦の日にピースおおさかで戦争について考える

とあるお盆休みの一日に大阪城公園でも行こうと森ノ宮駅へ向かいました。

都会のオアシスである大阪城公園には、大阪城公園駅だけでなく天満橋、京橋、谷町4丁目、森ノ宮、大阪ビジネスパークなど様々な駅で降りて行く事ができます。

今回は「森ノ宮駅で降りてから、もりのみやキューズモールに寄ってランチを食べてから大阪城公園に行こう」という事になりました。

もりのみやキューズモール

もりのみやキューズモールは、その昔日生球場があった場所にあります。

子供の頃は近鉄バファローズがナイターで使用していたので、同級生達と試合を覗きに行ったりしていました。

今ではショッピングモールになってしまいましたが、フードコートなどがあるので大阪城公園に行くときにはよくランチで利用します。

ランチだけでなく入口付近にあるクレープ屋さんも美味しいので、たまに食べます‥。

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おススメはイチゴクリームです、いちごの酸味と生クリームの甘さが絶妙のバランスです。

全種類を食べた事はありません、ここにくればバターシュガーかイチゴクリーム、どうやら私はそういう人間のようです。

ピースおおさか(大阪国際平和センター)

ランチを食べた後は目的の大阪城公園に向かいました。

キューズモールから大阪城公園側に行く為の歩道橋を渡ると、ピースおおさかと呼ばれる大阪空襲を語り継ぐための施設である平和ミュージアムがあります。

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そういえば終戦の日も近いので久しぶりに寄って行こう。

この施設は時期によって展示内容やイベントの内容も変わります、9月には「ボルドーの領事」が上映予定です。

ドイツのシンドラー、日本の杉原千畝と並ぶ、在ボルドー・ポルトガル領事のアリスティディス・デ・ソウザ・メンデス氏のお話です。

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ピースおおさかに行くたびに戦争の悲惨さを思いしり、今の自分が如何に恵まれているかと反省し人生を前向きな気持ちで頑張ろうと思い直すことができます。

今日も自分の至らない点を見つめ直そう‥‥。

大阪城公園側に入口があります、入館料は大人250円です。

小中学生は無料なので子供さんがいる親御さんには、是非とも連れて行ってあげて欲しい施設の一つです。

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ピースおおさかのモニュメントもあります。

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広島の原爆資料館も以前行った時には入館料50円(今は200円)だったのに驚きましたが、こういった施設は誰もが何度でも行きやすい価格帯であり続けてほしいなと思います。

ピースおおさか館内の見どころ

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入館してすぐ大阪空襲の展示、スクリーン映像で日本がどのように太平洋戦争に突入していくかを映像で観ます。

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リットン調査団についても知ることができます。

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調査団派遣の経緯

1931年9月18日、柳条湖事件が発生し、中華民国国民党政府は、9月19日国際連盟に報告し、9月21日正式に提訴して事実関係の調査を求めた。

同年12月10日国際連盟理事会(以下「理事会」)は「国際連盟日支紛争調査委員会」(リットン調査団、以下「調査団」)の設置を決議する。

wikipediaより引用

次のゾーンでは戦時中の人々や子供たちの暮らしを知る事ができます。

都道府県ごとに戦費の調達額が課されていたみたいです。

大阪市は不成績だと言われても、当時の270億といえばものすごい金額です。

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当時の食事です。

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亡くなった父は、私が冬に「やきいも食べる?」と聞くと「戦時中からさつまいもばかり食べてたから、もうイモはいらん」と言ってました。

当時は何にでもさつまいもが入っていたみたいです。

防空壕を体験できるコーナーもあります。

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なんと、大阪市内にもその頃の防空壕が現存しているそうです。

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ここで写真を撮っていると、後ろからおじいさんに話しかけられました。

おじいさんは「防空壕も入口付近に爆弾落とされたら中で焼け死ぬんやで」と防空壕や焼夷弾の恐ろしさを教えてくれました。

そして突然、おじいさんは戦時中に「人を殺めたことがある‥」と告白されました。

話を詳しく聞くと、焼夷弾の攻撃によって火だるまになった女性が自分の方に向かって「助けてー!」と走って来た時に咄嗟に川に突き落としてしまったとの事でした。

もちろん少年だったおじいさんは、女性を川に落とせば火が消えると考えたのだと思います。

その後の女性がどうなったかはわからないとの事でしたが、川に浮かんだ女性の遺体が描かれた絵を見てから、その日の事を忘れた事はないそうです。

おじいさんはこの体験談から「戦争は決して行うべきではない」と自らの経験を色々な所で話されているそうです。

何度か新聞などのメディアでもこのお話をされたそうです。

その時のコピーを一緒にいただきました。

ウクライナとロシア、そして台湾と中国、有事が起きてからでは取り返しがつきません。

戦争は絶対に回避するべきです。

しかし相手が攻撃してきた場合には、こちらも守るために武力で対抗するしかありません。

私一人が考えた所で決して解決する事はありません、どうすれば戦争がなくなるのでしょうか。

本当に難しい問題です、皆さんはどのように考えますか?

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最後に3階の映像コーナーに寄りました。

観たいDVDを借りて、映像ブースで自由に見ることができます。

戦争の映画だけでなく、風の谷のナウシカ(これもトルメキア軍と戦争しているが‥)等のジブリ作品などもあります。

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私が次に来た時に見ようと思ったのは「五億円のじんせい」という映画です。

色々な人生があるものです。

今回は、まとまりのない日記で申し訳ありませんでした。

おわり

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