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25,000冊

昔、私が20代の時に計算した数字ですが。

私の故祖父と同じだけ生きるとして。
当時であと25,000日。
1日一冊本を読むとして
あと25,000冊
あれっ、これだけ?
母校の図書館の蔵書は一生かかっても読み切れない。

と思ったものです。

以来なぜかあまり本を読まなくなりました。特に小説が読めなくなりました。

20歳の時の読んだ『ノルウェイの森』は衝撃でした。

小説が読めなくなったのはなんででしょうね。多分上記のこととはあまり因果関係はなくて、私があまり空想するタイプではない(妄想はする)のと、怠惰なだけだと思います。20-21歳位の時は沢山読みました、村上春樹さん、村上龍さん、山田詠美さん、小池真理子さん、江國香織さん、色々。小説家にもなりたいとも思ったものです。

最近はノンフィクション寄りの本。あるいはエッセイ。旅行記。傾向として同じ本を繰り返し何度も何度も読みます。

椎名誠さんの『パタゴニア』。『極北の狩人』。

米原万里さんの『ガセネッタ&シモネッタ』、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』。

黒川伊保子さんの本は男性脳と女性脳の世界を認識する仕方の違いがかかれています。

男性の愛情表現は「約束を守る」、「何の疑問もなくただただ繰り返し同じところに帰ってくる」。一方で、女性脳が愛情表現と感じるものは「言葉で毎日愛を表現すること」、「建設的アドバイスではなく共感してもらうこと」、「時間の積み重ね:約束をして指折り数えて叶えてもらうこと(サプライズは不可)」だそう。共感がないと女の脳は上手く作用しないらしい。「うんうんそうだよね今日のハルカ大変だったよね」、って私も言ってもらいたい。わかる。あと、好きな人となんとなくした”約束”を、忙しい中本当に叶えてくれたらものすごく嬉しい。愛を感じる。うんうん、わかる。単純な乙女心。

オマケで、最近読んで良かった匹田先生のロシア語の文法の本。著者の先生の労力を讃え、そしてこんなにいい本は絶版になったら困るのでみんな買ってほしい。というくらい私的にとてもよかった。

Спасибо Вам большое:)♡!!! ありがとうございます:)♡!!!