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おまめ三兄弟の子育てふりかえりのおと

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私には長男の大豆、次男のピーナツ、三男のそら豆3人の息子がいます。 アパレルでPRを担当していた時に長男と次男を出産、産休育休を経て今で言うワーママ、働くお母ちゃんでした。 その…
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大豆のPlanned Happenstance 物語

前書きその2白くて丸い大豆はいろんな形に変わるのだ 大豆は産休明けの生後3ヶ月から公立保育園に通った。 地元の公立保育園で産休明けから預かってくれる保育園は 区内で1校、しかも生後3ヶ月の産明け児の定員は2人。 よって入園日を予定よりも早くに調整。 あの頃は保育園探し、本当に大変だった。。 産休明児のお部屋は完全個室で、登園も退園も 専用のスペースで。 看護婦さんが常駐してくれていて本当に安心だったなあ。 離乳食、おむつはずしなどなど全て保育園のお世話になりました。 199

大豆のPlanned Happenstance 物語

前書き 「全然別の世界で生きる三兄弟」で書いた長男大豆。 2年前からワシントンD.C.で生活している。 小さい時はあまり自己主張をしない子だった。 長男にありがちな繊細さを持った素直な男の子。 それが今では主体性も客観性もバランスよく持って いわゆる『鳥の目』『虫の目』『魚の目』も使いこなす ロジカルで熱い オトコに。 いったいいつからそんなふうになったの?と 先日聞いてみたら、転機になるポイントと心境を 詳しく語ってくれた 関西人のわたしにとって東大は現実味がなく まし

ピーナツの東京藝大物語-1

思えば、奴は産まれる時すでに固い意思を持っていたそれは月の綺麗な夜が明けるころ 陣痛が始まり朝になって産院へ。 助産婦さんが呼んでくれた先生を待たずに スルスルーっと出てきたピーナツ。 3650gのジャンボベイビー 予定日がちょうどお盆の頃だった。 院長先生は夏休みでヨーロッパ旅行に行かれると言う。 僕がいない間はM病院(この辺りの総合病院)の先生がお産に来てくれるから心配はないけど 赤ちゃんも十分大きいし、 僕の出発前に促進剤を使って早めに出産してもいいですよ。 臨月の

ピーナツの東京藝大物語

前書き 次男ピーナツが藝大に入るまでの面白エピソードを 備忘録として書いておくことにしました。 いいことも悪いことも 過ぎてしまったらすっかり忘れてしまう私ですが このところ どうして藝大を受験することになったの?と 人に聞かれることが続いて 記憶を振り返っていると 出るわ出るわ。笑 面白すぎる事件の数々。 そのうちきっと、 ほんとうに忘れてしまう時がくると思うので その前に書き留めておくことにしました。 ちょうど今年、新しい命が誕生するというタイミングも 何かのサインだ

ひとりごと。全然別の世界で生きる三兄弟、長男編

うちのお豆三兄弟は、それぞれ全然別の世界をもってる。 大豆は世界。 ピーナツは芸術。 そら豆は演劇。 大豆は小6でアメリカから帰国して、 帰国子女枠で入学した中高一貫校は 英語や国際活動に力を入れていたので、 模擬国連とか海外からの留学生のプロジェクトとか 生徒中心の活動も盛んだったんだけど 大豆には全く響かなかったようで。 まあ、同じ帰国子女仲間の英語のレベルが 凄まじくハイレベルだったので 自分が同じ土壌だとは全く思っていなかったんだろうな。 映画監督になりたい、とか

お正月の家族

大晦日とお正月のルーティン 我が家ではここ数年、大晦日にみんなが集まり、 お寿司とお蕎麦を食べて 紅白歌合戦を見て テレビゲームやカードゲームをして 夜中に解散して 元旦のお昼過ぎにまた集まって おせちを食べて またゲームをして夜解散。 2日は鎌倉の鶴岡八幡宮へ初詣に行き 北鎌倉の友人宅で新年会をする と言うルーティンが続いている。 毎年お蕎麦は3三軒茶屋のお蕎麦やさん「くら嶋」さんに注文。 31日に息子と二人で引き取りに行くのが恒例となっている。 海老天とかき揚げも。

入学式と卒業式のシーズンになると思い出すこと

上智大学や青学で一年遅れの入学式が今年行われたニュースを見た。 私は毎年春が来ると胸が「きゅっ」となる。(きゅんでは、ない。)次男の大学受験の2011年3月11日、東日本大震災が起きた。確か1次試験を通過して、2次試験が終わった直後だったように思う。そして奇跡的に東京藝大に現役合格したのだけれど、震災で入学式は中止だった。1年生は取手キャンパスで授業が行われるので、住むところを探したが、地震の影響で電車が動いておらず、物件探しも難航。最終的に決めたアパートは新しかったけれど