ミュージシャン④宇多田ヒカル~4「Addicted To You」

次は「Addicted To You」ですね。

って全曲書くのか、と言われそうですが、どうなるかは自分にも分かりません(笑)。

これはある意味冒険的な作品だと思います。

短調に戻ってはいますが、やはりプロデューサーが変わっているのが大きいのでしょう。

明らかに日本の音じゃないですよね。Aメロで同じコード進行を反復しているのも、いかにも洋楽的です。

後、音の密度も「Movin' on without you」より落ちていて、「Automatic」に近い雰囲気です。

ただやはりそれでも音が違うんですよね。これはやはりプロデューサーによる影響が強いのかと思います。

イントロもメロ的な要素が薄く、リズム中心のスカスカな音だし、全体を通じてもあまり旋律的な要素はなく、リズム主体のサウンドになっていますよね。

この曲を聴いて感じるのは「自信」です。結構冒険的なアレンジだし、曲自体も、サビこそはしっかり押さえているものの、他の部分は売れる曲の作りとは言えません。歌が上手いからそう感じさせないところは凄いけど。

「First Love」で完璧な成功を収めたので、今度は新しいものを作ろうとしとしたんでしょう。

で、こういう作りにすることでなおさらサビが活きてくるんですよね。

こういう曲を聴いていると、努力とかそういった要素ではたどり着けない「才能」を感じるんですよね。

やはりこの方が天才であることを思い知らされる作品です。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。