ミュージシャン④宇多田ヒカル~7 「Can You Keep A Secret?」

いやあ、この曲はいいですよね。

日本人好みの短調と長調が入り混じったコード進行がやはりツボなんでしょうね。

この曲のコード進行は定型的なパターンが多用されているため、あまりミュージシャンからの評価は高くありませんんが。

あ、Google検索だと自分も音楽家だった(笑)。

イントロ無しの出だしがまずいいんですよね。

間奏もかっこいい。

何よりこれまでの作品と違うのは、サウンド志向でないところだと思います。あくまでも宇多田ヒカルさんの歌を聴かせるためのアレンジになっていると思います。

これまでの曲とは完全に一線を画していますよね。

実は昨日敢えて「For You」に触れたのも、恐らくこの曲がこれまでの作品とは違い、明確に「J-POP」を意識しつつ、かつこれまでの作品の持つ要素を両立させた作品だからです。

これまではJ-POPとは一線を画すような作品作りをしてきて、「洋楽」的なものを作ろうとしていたのに対し、この曲からはそういう意識が消えているように感じます。

この曲から、洋楽を意識させて売るような発想から離れているんですよね。

だからこそ敢えてのベタなコード進行なのかもしれませんし(元々宇多田ヒカルさんの曲はそれほど複雑なコード進行はそれほど使っていないし、コード自体も凝ったコードはあまり使いませんが)、おそらくこの作品が無ければ「traveling」も 「SAKURAドロップス」も無かったように感じています。

そういう意味では「転機」になった作品のように感じますし、もっと評価されてもいい曲だと感じています。

あ、そうそう、MVもかっこよかったですね。それと久利生検事も(笑)

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。