歌が上手いということ⑤

突然このタイトルに戻りますが、これも音楽番組のせいです。

YOASOBIの「アイドル」、ご本人達が出てこないせいか、カバーでやるんですよね。

平原綾香さんと歌怪獣と呼ばれる方がカバーしていました。

平原綾香さんの圧勝ですね。そもそも勝ち負けという話ではないのですが、そこまではっきりしている位、あまりに大きな差がありました。

そもそも「歌怪獣」と呼ばれている方、自分にとって歌が上手いという感覚がないのですが、その辺の理由も良く分かりました。

この曲の場合、まあYOASOBIの曲自体全部そうかもしれませんが、リズムが悪いと致命傷になるんですよ。

断然平原綾香さんの方が上でした。

もともとサックス奏者というのもあるのかみしれませんが、歌だけ歌っている方より、楽器をやっている方の方がリズムはしっかりしている場合が多いと思います。

もちろん例外もありますが、特に他の楽器と一緒に演奏する時、リズム感が悪いと話にならないですから。

で「歌怪獣」の場合、小節単位でしかリズムがあっていないんですよ。

メインでやっている音楽ジャンルの影響だと思います。

リズム感より歌い上げる方が重要だから、リズムが安定しない、というより重くなる。

自分が「歌怪獣」の歌をうまいと思えないのはそれが原因だと感じました。

でもなんで「歌怪獣」などともてはやされるんですかねえ。

その辺の感覚が良く分かりません。