YouTubeでの音楽活動72

以前「関連動画」が「相互フォロー」間だけの循環になり効果がない、という見解について書きましたが、これはほぼ誤りと言っていいでしょう。

関連動画という観点からすると、何故か料理関連の動画や、ウクライナ関連の動画も関連動画に出てきますが、ここから聴きにくる方はゼロです。というか音楽系の関連動画から聴かれることは少ないです。つまりインプレション数が上がっても効果は低いということです。そういえば「Battle Without Honor Or Humanity(布袋さんの例の曲)」もありましたが、どこが関連動画なのか良く分かりません(笑)。

というか音楽であってもまずインプレッションから聴きにくることは少ないです。やはり再生リストからが圧倒的に多い。そりゃあ沢山の曲が表示される中で、自分の曲をわざわざ選ぶ人は少ないでしょう。

これは本当にメジャーな曲にだけ通用する話です。しかもその曲を聴きたいと思った時だけの話。

基本的に「関連動画」から聴かれることはないと思った方がいいです。

由薫さんの「星月夜」位しつこく出てくると、嫌になるし聴きません。自分は「再会」や「あなたがいることで」が聴きたいのに、次に再生される曲として勝手に提案されます。どんなアルゴリズムになっているのか分かりませんが、ああいう曲が好みだと思われているんですかねえ。それとも作為的なものか(笑)。

でもある意味「次に再生される動画」は、最強の関連動画と言ってもいいのに聴かれない、関連動画なんて所詮そんなものです。

だから再生リストなんですよ。とりあえず流れますから(笑)。で、そこから自分の作品を聴く方が現れます。ただやはり再生回数が少ないとメジャーな曲の再生リストに載るチャンスは少なくなります。自分の曲の再生リストにはメジャーな曲が出てくるのに、メジャーな曲の再生リストには載らない。そうなると当然そこから聴かれることはありません。

関連動画のアルゴリズムも、一定以上聴かれる曲から多く生成されるはずです。

で、そこに出てくる曲の再生回数が少ないと聴く気にはならないでしょう。

だから聴かれる曲はより一層聴かれるようになる。

ただこういうことって音楽を聴いていただくためには重要なことであって、だからこそ、内輪で学芸会やってちゃダメなんですよね。

で、聴かれる曲は良く聴かれるようになる訳です。そういう意味では最初の見解はあながち間違ってはいない。「関連動画」とするから誤りになるだけです。

一番大きな理由は、やはりアルゴリズムで生成された再生リストから聴かれることが多くなる、という点です。

相互フォローの危険な点は実はここにあって、再生リストがその中で回りやすくなるんですよ。

だから、聴かれるようになるためには、まず一定数の再生が必要になる訳であり、聴かれるようになると自然に聴かれるようになる、という訳です。だからテレビからの視聴が最近増えましたし、Chromecast他TV系OSからのフル視聴もありました。自分の作品、全て静止画なのにテレビで見てどうするんだろう(笑)。

まあこういう聴かれ方がいいかどうか、という問題はありますが、やはりチャンスは多い方がいいですからね。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。