作曲の方法論74

今日は予告通り、曲先の場合の自分の作曲方法について書きたいと思います。

基本メロから作ることはありません(メロから作ったのはポピュラーを始めて以降は一曲だけです)。

前にも書きましたが、やはりメロから作ると、その裏には無意識の内にコード進行が潜んでいる場合が多く、そうなるとやはり「紋切型」の曲になりやすい。

コードから作るとそういう危険性がないから、ポピュラーの場合ほぼコード先でしか作りません。

ただ結構これ、難しいんですよね(涙)

流れでやるとやはり自分の好きなパターンみたいなものがあって、そこに陥りやすい。

本当に試行錯誤しますよ。次のコードを手探りで探している感じ。もちろんコード先でも定型的な進行であれば楽ですが、それでは意味ありませんからね。

ただ、ここから先、少し分岐します。

これがメインだ、というコード進行になった場合は、そこに他の部分を付け加えて制作します。

メインが仕上がっているから後は付け足しでいいんですよ。

ただ、そこそこな感じだと、一旦保留にして置いておきます。でそうして作ったいくつかの部分を組み合わせて曲にします。

まあそのまま放置されることもありますが(笑)。

正直そこまで拘らなくても、とも思いますし、循環コードにメロ載せろ、と言われれば曲なんていくらでも作れます。

ただ、自分自身そういう曲を制作することに意味があるように思えないんですよ。別に他の方がやればいい話ですし、せっかく自分自身が作っているのだから、やはりそういう作り方をしたいとは思わない。

結局自分って「近代的自我」の塊なのかもしれません。人と同じことがしたくないんですよ。たぶん。

さて、明日からは何を書こうかな。



ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。