ライブ①

昨日少し触れたので、今日からこのテーマで書きたいと思います。

自分自身過去にはバンドではもちろんですが、ソロになってからもライブをやっていたことはあったんですよ。

バンドでやっていた頃は、正式メンバーとは言え頼まれてやっていたので、諸事他のメンバーが色々やってくれたので、ただ演奏するだけで良かったので楽でした。

ただ一人で全部やろうとすると結構骨が折れるということが分かったので辞めました。

でもそれは理由のごく一部で、主要因ではありません。

バンドやっていた頃は、静かに音楽を聴くようなライブでした。「騒いでないで、ちゃんと音楽を聴けよ」と言外に圧力をかけるようなバンドでしたし、YouTubeにデモ音源を上げるつもりですが、盛り上がるような音のバンドじゃなかったし、それで認められていた(笑)。

ただなかなかそういうバンドってないんですよ。

何だか音楽聴きに来てるんだか、単に騒ぎたいんだか分からないライブの方が圧倒的に多いし、人気も出やすいし、集客も楽。

プロでも「ライブが魅力」なんて言っているバンド、音楽的には?、ということが多いと感じます。

はっきり言って自分自身としては音楽を聴いてほしい訳で、別に盛り上がらなくて構わない。

むしろちゃんと音楽聴けよ、と言いたくなる。お祭りでもあるまいし。

Glenn Gouldがコンサートやらなくなった理由も分かるんですよ。あそこまでの言い方をするつもりはありませんが、少なくとももはや音楽を聴く場では無くなっている。

まだクラシックの方がましですが、批評家ならまだしもsnobに聴かせるために音楽をやっている訳ではない。

いわゆる「高尚な音楽」だとこうなるし、そうでない音楽だと単に騒ぐためだけの場所。

悪貨は良貨を駆逐する、と言いますが、こんな中で自分の音楽を保つのは難しいと思います。

もちろんそうでないライブもあるとは思います。ただそれはほんの一握りでしかないでしょうし、そういったライブですらこういった要素を含んでいることが多いでしょう。

そういう意味だとYouTubeはありがたいし、今の自分の志向にはあっているんだと思います。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。