90年代の日本の曲

今日は一旦テーマを変えたいと思います。

というのも土曜日某紙の土曜版を読んでいて不思議な感覚に捕らわれたからです。

確か今こそ聴きたい90年代ヒットソング、とかいうタイトルで、読者のアンケートを元に作っているのですが、1位がZARDの「負けないで」。

並んでいる曲を見ると、ほとんど懐メロのような曲ばかり並んでいて不思議なんですよね。

で、これが2面に載っているのに対し、4面がミスチル30年特集。

でも、わざわざ特集しているミスチルの曲も2面の中の曲に入っていない上、小室さんの曲も入っていなければ宇多田ヒカルさんの「Automatic」や「First Love」、aikoさんの「カブトムシ」も入っていない…。

どう考えても不思議ですね。

読者が選ぶ企画だったので、新聞の読者が高齢化しているせいかとも思ったんですよ。でも良く考えてみると違うのかもしれません。

こういう質問の仕方をすると、いかにも90年代といった曲を選んでしまうんだと思います。

現代と地続きの作品は相対的に選ばれにくくなるんですよ。

だからその当時を代表する曲が選ばれるんですよね。小室さんの曲もいかにも90年代なのに選ばれないのは、ちょっと不思議なような気もしますが、これは新聞の読者の高齢化によるものなのかもしれません。もしくは今の曲に影響を与えていない訳でもないせいか。もしくは量産し過ぎて印象に残らないのか。

でも自分自身は特に90年代前半、J-POPって聴いてなかったんですよね。どちらかというと後から遡って聴いた曲です。

ああ、だから懐メロっぽく感じるんだなあ、と妙に納得させられました。

だからなんだ、という話でもないのですが、音楽の聴かれ方としては面白いように感じたので、こんな記事を書いてみました。


ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。