ミュージシャン④宇多田ヒカル~17 「This Is Love」

次のシングルはあの名曲「ぼくはくま」ですが、宇多田ヒカルさんの場合早い内から配信にシフトしているので、配信が早いこちらから行きたいと思います。

これは前作とは大きくイメージの違う作品ではないですね。こちらの方が前作より「traveling」の延長線上にある作品と言ってもいいかもしれません。

ただこちらの方が「traveling」と比べると、コード進行的には進化しているイメージです。

「traveling」が全体的にもやっとしたコード進行で、調性ははっきりしていないようで明確なのですが、この曲は転調感のある部分があって、しかも明確な転調になっていないから、調性がいい感じでほぐれています。

ぱっと聴いただけではこれまでの曲じゃない、と思わせながら、実は違っている、こういう曲を聴くとセンスを感じます。

ただ多分宇多田ヒカルさんってそれを意識してやっている訳ではないんですよね。そう考えるとこの曲もやはり捨てがたいですね。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。