作曲・編曲132

昨日音楽作品を制作する上での「コード先」のメリットについて書きました。

もちろん昨日の話はあくまでも「既存の循環コード」を使わない、ということが前提の話になります。

なのでデメリットもあります。

「工数」が多くなるんですよ。どうしても作品を作る上で時間がかかります。

もちろんそれが悪い、ということでもなく、別に数を作ることが目的でもない訳で、もちろんそれで構わないし、自分はこのパターンが多いです。

ただ、やはり一定の曲数がないと音楽活動に支障が出る、というのも事実で、ストックがあればいいのですが、そうでない場合、やはりある程度数をこなさなくてはならないでしょう。

まあ拘らなければ、普通に循環コードで作ればいいだけの話ですが、それでは、という方も多いだろうと考えています。

その場合の方法について考えてみたいと思います。

まあそれほど複雑な話でもありません。

ある部分を「循環コードでないコード先」で作り、ある部分を「単純な循環コード」で作る、という方法です。

実はこの方が「循環コードでないコード先」だけで制作するよりも、耳に馴染みやすい曲が制作できます。

やはり「循環コードの安心感・安定感」、強いんですよ。

で、もう一つ強みがあって、逆説的になりますが、この方法だと「循環コード」に対して意識的になる分、「循環コード」と自分の作品の「距離感」も意識するようになります。

「循環コードに頼らない部分」が必要になりますから。

そうなるとやはり「単なる循環コード」の曲とは一味違った作品が制作出来るはずです。

そこから「オリジナリティ」が生まれるでしょうから。

ただ全く違うアプローチで「単なる循環コードの曲」にならない方法があります。

その点について明日記事にしたいと思います。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。