よく聴く曲⑨

一日飛ばしましたが、今日はこの曲について書きたいと思います。

ヨルシカの「左右盲」です。

ただ良く聴いているのに、この記事を書くまでこの漢字をどう読むかを知りませんでした(笑)。

まあそれはさっき分かったので良しとして、割とYOASOBI的なポジションで語られることの多いユニットですね。

確かに昔はそういう印象だったかもしれません。

でも最近の「左右盲」や「チノカテ」辺りだと違う印象です。

で、「左右盲」ですが、コードの機能がはっきりした曲です。YOASOBIのようなパターンだと調性からの浮遊感が生まれやすいのですが、そういう要素はこの曲にはありません。

割と最近の曲って、コード進行が複雑化しているが故にどうしても調性感が低くなりやすい。

それに対して、この曲の場合、コードの機能がはっきりしているから、こう来てほしい、というところで、きちんとそちらに行くんですよね。

だから聴いていてほっとするんですよね。

やはりコードの機能って、長い時間を経て出来上がったものなので、そこには「理由」があるし、はっきりさせると安定感が出るんですよ。

しかもこの曲の場合、余計な音が少ないから、聴いていて心にストンと
落ちるんですよね。

だからこそこの曲を最近良く聴くんだと思います。

やはり人間にはほっとする瞬間が必要なんですよ。だからこそ、心に残る曲になっているんだと思います。

いい意味で最近の曲に対するアンチテーゼになっているんだと思います。

そういうことを考えて作っているかどうかまでは全く分かりませんが(笑)。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。