バラード③

すみません。またこのテーマに戻ります。

何だか前回の記事、奥歯に物が挟まったような感じがしたので、続きを書くことにしました。

やはり実例がないのでピンとこない。なので実際の例を元に考えることにしました。

正直同時代的に聴いていた訳ではなく、当時の状況は知らないので、あくまでも現時点から見たの世界の話なので、時代的経緯からすると違うのかもしれませんが、こういう仮定をしてみました。

サザンオールスターズが「勝手にシンドバッド」の前に「いとしのエリー」をリリースしていたらどうなったか、という仮定です。

恐らく「勝手にシンドバッド」はリリースされていなかったのでは、と考えています。

少し調べたのですが、「勝手にシンドバッド」の後に同じイメージの曲を作らされている、これはやはり「勝手にシンドバッド」が売れたから。

逆に考えると、最初に売れたのが「いとしのエリー」だとしたら、やはり同じようなイメージの曲を期待されるでしょう。

ましてや「勝手にシンドバッド」を「いとしのエリー」の直後にリリースしたら、どうしちゃったの、と思われるのが怖いはず。

メンバーはともかくレコード会社や事務所サイドがOKしないでしょう。

イメージ丸崩れになってしまうと考える、これはある意味当然のことです。

「バラードの怖さ」が良く分かる例かと思います。

ただ一概にそうとも言えないので、明日はバラードで有名になったのに、その後、音楽の幅を広げることが出来た方について書きたいと思います。

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