作曲・編曲142
で、今日は予告通り、別のオリジナル作品を素材として加工した作品がオリジナリティを持つか、という点について考えてみたいと思います。
結論から言うと、オリジナリティが高くなる可能性はかなり高いと言っていいでしょう。
逆説的になりますが、加工をする時点で「オリジナル」を知っている訳です。
だからオリジナルを常に意識しているし、似たものを作ろうとはしないんですよ。それじゃあ切り刻む意味がない。
問われるのはその部分のセンスですから。
それで「聴ける作品」を作るというのはそれほど簡単なことではない。
もちろんフレーズの切り貼りではオリジナリティは出しにくいでしょう。ありがちなものを繋いだだけになりかねない。
だからこの時のポイントは、刻みまくれ、ということになると思います。
昔であればこういう作品作りは出来なかったと思います。やはり「技術の進歩」があればこその話で、音楽の幅は確実に拡がっているはずです。
自分でやろうとは思いませんが(笑)。
というのもこの作り方には「罠」があるんですよ。
明日はその「罠」について記事を書きたいと思います。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。