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カナダで「コーヒー」を頼んだら、「コーラ」が出てきた失敗談

私は今でこそ、海外の展示会で通訳や契約書の翻訳なども出来るようになりましたが、もとは全然英語が出来なくて、「才能がない。耳が悪い。」と思っていました。

それでも英語が話せるようになりたくて、カナダに渡ったものの、なかなか思うように上達しませんでした。ある寒い日に暖まろうと思って、ティムホートンズという、カナダによくあるコーヒーとドーナツのお店に立ち寄った時の事です。

「Can I get a coffee?」とオーダーしたところ、明るいスタッフさんは「Sure!」と、すぐに用意してくれました。・・が、トレーの上にあったのは温かいコーヒーではなく、氷入りのコーラ。当時私が住んでいたバンクーバーは、東部ほど寒くはありませんが、冬は雨が多く16時には暗くなってしまいます。そんな典型的な寒くて暗い夕方に、私はコーヒーすらオーダー出来ないのか。。と、とても落ち込みました。

「コーラじゃなくて、コーヒーを頼みたかったんだけど。。」という気力もなく、そのまま冷たいコーラを飲んだ苦い思い出は未だに忘れられません。

今なら、なぜ「coffee」ではなく「coke」が出てきたのか、その原因も改善方法も分かるのですが、その時はただ情けなく、落ち込みました。

そんな経験があったからこそ、その後色んな英語学習法を試して、なぜ日本人が何年も学校で英語を勉強しても話せるようにならないのか、理由も理解出来ましたし、じゃぁどうすれば良いのかという方法も分かったのです。

日本人が英語圏で「コーヒー」を頼んだら「コーラ」が出てくるというのは、有名な笑い話ではあるのですが、実際にこの経験をした方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。聞いてみたいものです。

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