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Change and transformation*

かつて我が家に居候していた彼女が戻ってきたのは4月下旬
愛犬が虹の橋を渡ったのは5月

愛犬の四十九日が終わり虹の橋の向こうの住民になったのは6月末
そして彼女が遠い地へ旅立つことが決まったのは7月末

なんというか
偶然では済まされない何かを感じる

わたしがとてつもない悲しみを一人で受け止めないように
わたしが哀しみを背負ってどうにかならないように
リハビリ期間、愛犬の世話ができないので実家に預けて数カ月間ヒトリで過ごしたことも
彼女が戻って来て楽しい時間を過ごしたことも
ほんとの意味でのヒトリで暮らすことで、悲しみに暮れないようにというプレ期間だったのか
そう思うと
もう神様の優しさすら感じる

今、彼女が遠い地へ旅立つことは
『もうあなたはひとりでも大丈夫。あなたは自分の人生を楽しんで』というわたしへの有り難きサインなのか
もしそうだとしたら感謝するしかないじゃないか

そんなことを昨夜アルコールが回ったアタマでぼんやりと考えてた

彼女自身が就きたいとずっと願っていた仕事が見つかったのに
離れることが淋しくてちゃんとおめでとうと言ってない
駄目だなぁ
ほんとポンコツ

何を感傷的になっているんだろう
また元の生活に戻るだけじゃないか
5年前に自分の人生を楽しんで生きていくと決めたのは誰でもない自分

・・・などとぐるぐる考えてる
とりあえず大人げなく拗ねるのはやめてちゃんと送り出す準備をしよう

記念すべき楽しいヒトリの暮らしのリスタートのためにも



+ジブン仕様に仕立てた部屋の壁+

sentence&photo by 碧*

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