台湾放浪記 Day4 高雄で最高のご飯を食べる【台北/高雄:家楽福→迪化街→左營→美麗島→鹽埕埔】
合流
本日はゲストハウスのチェックアウト日。
荷物のパッキングをしていると、特に何も買っていないのにバックパックに詰め込んだ荷物が来た時より増えている。そんな旅のあるある現象を今回も経験しつつ準備し、昨夜合流したUさんも一緒にゲストハウスのドミトリーを後にする。
地下のフリースペースで本日の旅程を確認していると、階段から誰かが降りてくる音が。
Nさんだ。
Nさんは私たちが台湾に行く2日前くらいに
「俺も乱入していいですか?」
と突然連絡をくれ、今回の台湾旅行に急遽参加することになった。
そして、昨夜に成田発の深夜便で到着したため、そのまま空港泊をしていたらしい。
それでも疲れた顔を見せず
「今日はどこ行きますか?」
と元気に言う姿に凄みと少しばかりの切なさを感じた。
同行メンバーが増えたのも束の間、Rさんは本日帰国予定。
そこで、みんなでお土産を購入しにいくことになった。
お土産購入:家楽福(カルフール)
台湾のお土産と言えば何でしょうか?
パイナップルケーキ?太陽餅?ひまわりの種?
台湾で購入できるお土産品はたくさんありますが、そのどれも揃っているのがフランスのスーパー家楽福(カルフール)です。特に今回訪れた重慶店は敷地面積が拡く、商品の数が多いことで知られています。
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無事にお土産を大量に購入し、お腹が空いたので歩いて近くの迪化街へ向かいます。
迪化街
迪化街は漢方、乾物、お茶、雑貨などを扱うお店が集まる台北の主要な商業エリアです。通りには煉瓦造りの建物が並び、歩いてるだけでも異国情緒を味わえる雰囲気となっています。
特に、今回訪れた旧正月の時期は、多くの露店が出店しており、通りは観光客で溢れかえっていたため歩くのもままならない状況でした。
美食 -米粉と魚丸-
朝から何も食べていなかったのでお腹が空いていました。旧正月で賑わう街を駆け回っていると、どこからか魚介風の香ばしい匂いが。
米粉(メイフェン:ビーフン)のお店だ。
「これは食べとかないとでしょ」
とすぐに店員のお姉さんにオーダーします。
素朴な見た目ですが、魚介風の出汁が効いてて食欲が増してくる。麺も程よい太さで無限に口に放り込めそうです。急に酒がほしくなって、近くのコンビニでビールを補充。
米粉だけじゃ物足りないので魚丸(魚のすり身団子スープ)を注文。これも魚にスープの味が良く染み込んで美味い。
朝から美味しいご飯を食べて大満足な一日のスタートでした。
高雄へ向かう
いよいよ高雄へ向かいます。
高雄へは昨日も乗った高鉄(台湾新幹線)を利用します。予め予約しておいて新幹線切符を受け取りに窓口へ。係のお姉さんの英語が堪能だったのでスムーズに引換できました。
今回は外国人旅行客限定切符をネット経由で購入しました。二人で一人分の料金で新幹線に乗車できる素敵なキャンペーンなので、近々台湾旅行を予定される方はチェックしてみて下さい😊
キャンペーンはこちら(5/31まで)
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ここで初日から同行してくれていたRさんとお別れです。
今回なんと初の海外旅行。そんな記念すべき最初の国に台湾選んでくれて嬉しく思います🇹🇼
初めての海外、台湾をどう感じてくれたのでしょうか...
Rさんとお別れし、高鉄に乗り込み高雄への道を急ぎます。高雄までは台北から約1時間30分の行程です。
※ちなみに高雄の新幹線の駅は左營(ゾーイン)です。大阪駅と梅田駅くらい呼び方がややこしいです。
懐かしの高雄
新幹線に揺られること1時間30分...
ようやく左營駅に到着しました。
降りてすぐ感じたのは熱気と湿気。気温が25℃くらいで1番過ごしやすい気候ではないでしょうか。
駅周辺に生えている檳榔の木や精糖工場の建物が懐かしい。
そんな高雄の景色に郷愁の念を抱いているとそれを見ていた同行の二人に気持ち悪がられました。
遠い昔、8月に高雄に来た時は日向を歩けないくらい熱かったことを思い出しつつ、馴染みの鶏肉飯のお店へ行くことにしました。
美食 -火鶏肉飯-
左營駅から徒歩5分の場所にあるこのお店は昔良く来ており、絶品の鶏肉飯を食べることができます。多分ここの鶏肉飯が1番美味しいです(と信じてます)。
ホカホカの白ごはんに細かく刻んだ鶏肉、フライドオニオンがトッピングされ、その上に台湾ではお馴染みのタレ(名前は知らない)がかかっています。
このお店はこのタレが他のお店にはないものを使っているような気がしています。
言うまでもなく美味。タレが絶妙に絡んだ鶏肉が連日の観光と移動で疲れた身体を癒してくれます。同行してくれた二人も「美味い」としか話せなくなっていました。
「高雄にいる間にもう一回来ましょう」
と謎の誓いを立て、本日のゲストハウスへ向かうことにしました。
今回のお店はこちら
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美麗島
美麗島(メイリーダオ)へ移動し、またも馴染みのゲストハウスチェックイン。洗濯物山ほど溜まっていたので、洗濯しているとゲストハウスのオーナーから電話が。
「今どこ?飯行こうよ!」
オーナーとは10年来の付き合い。
高雄に来た時はいつも一緒にご飯に行かせてもらってます。
相変わらずテンションが高いなと思いつつ、出かける準備を進めます。
今はゲストハウスも経営しつつ、高雄でラーメン屋も経営している敏腕オーナーと合流し、火鍋のお店へ行くことになりました。
今回泊まったゲストハウスはこちら
店内は清潔で過ごしやすい宿です🏨
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美食 -火鍋-
「台湾に来たなら火鍋も食べとかないとでしょ」とオーナーに連れられ火鍋のお店へ。
二層に分かれた鍋で二つの味を楽しむことができます。辛いのは苦手なので、少辛と普通の味にしました。
海老やイカなどの海鮮、牛肉など豊富な具材を鍋に投入し、一瞬で食べ尽くしてしまいました。
もうこれでお腹はパンパン。何も口に入らないと思っていたら
「もう一軒行こか!」
とオーナーから鶴の一声が...
「もう無理だよ」と内心思いながらも、台湾ではお腹いっぱいになってからが勝負との格言を思い出し、もう一軒行くことに。
(昔、台湾を一緒に旅した友人が言っていた)
火鍋のお店はこちら
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美食? -沖縄式居酒屋-
タクシーで鹽埕埔(ヤンチェンプー)に移動し、オーナー行きつけの沖縄居酒屋に入店。
お店の大将は台湾人ながら何度も沖縄に足を運び沖縄料理を研究されているとのこと。独学で日本語も学ばれている素敵な方でした。
ゲストハウスのオーナーからはコロナ禍でのホテル経営の苦しさ、そこから生まれた新しいビジネスの話を伺い、ピンチをチャンスに変えた彼に敬意を表しつつお店を後にしました。
沖縄居酒屋はこちら
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Day4 所感
久々に訪れた高雄は気候も良く過ごしやすい街でした。行き交う街の人々も急いでおらず、時間がゆっくり流れているかのような印象を受けました。
ご飯については味付けを台北と比較すると素朴に感じますが、油をあまり使っていないので健康的なものが多いのではないでしょうか。
高雄には新しく建った建物などありましたが前回来た時と比べても大きな変化はありませんでした。懐かしさを楽しみつつ新しい高雄を感じていきたいと感じました。
今回の高雄滞在を大いに楽しむことを誓った台湾4日目でした。
次回 爆走の小琉球編へ続く
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