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リサイクル着物と中古住宅の共通点

 こんにちは~。青野です。

 私が、着物1年生の頃、リサイクル着物にドはまりして、可愛い柄、好きな色の着物をわけもわからず買っていました。リサイクル着物は、本当にお手頃で、300円から1500円とたくさーん、色とりどりあるのです。

 でも、本を買って読んだり、YouTubeで着方や帯結びをチャレンジしたり、ワンコイン着付け教室に行ったりして、わかったこと。

それは、どんなにお洒落な色柄の着物でも、自分の体形にサイズが合っていないと、
太って見える。
ということ。そしてそれが、野暮ったく見えて、自分の着姿に自信が持てない。のが、残念なところでした。

 結局、リサイクルでも、私の体形に合うサイズの着物は、7千円から1万円を超えます。サイズがぴったりあっても、柄が派手すぎたり、逆に地味すぎたりすることもあるので、色柄も自分好みで、サイズがぴったりなものは、お宝を見つけたような嬉しさになります。

 そこで、サイズが合わないものを、自分で、お直しするのはどうだろう。と思い、絹の袷(裏地がついたもの)をほどいたものの、その頃は和裁の知識がなく、結局、バラバラの布が、死屍累々と積みあがってしまいました。

 お直しも、おはしょりが、どのぐらいあるか、身丈は出せるか?肩の部分に、余っている布はあるか、元の着物の可能性がないと、私サイズにできません。要は、目利きが必要なんです。

 新築の家をあきらめて、中古の家をリフォームして住むのが流行っていますが、リフォーム失敗事例(YouTube)を見て、私の着物バラバラ事件と相通ずるところがあるな~。と思いました。(切なくて、ちょっと笑えると言えば失礼かもしれませんが。おそらく、おじいちゃんの一所懸命やろうと言う気持ちは、伝わってくる映像で、、。)

 若くて、根気のある人が一人でコツコツと大工仕事をしているのって、なんだか素敵って思いますよね。私が、大工仕事については、飽きっぽいので、ブックエンドさえ作れないので、憧れてしまいます。

 でも、動画でさっくと大工仕事をしているからといって、簡単に真似はできませんよね。当たり前ですが、着物よりリスクが高いです。

1,地盤
2,土台がどうなっているか?シロアリにボロボロにされていないか?水平になっているか。
3,最悪の場合、壊して、立て直しができると土地か。
4,壁の中がカビだらけになっていないか?
5,屋根は雨漏りをしていないか?
6,上下水道、電気、ガス(プロパンか、都市ガスか)の確認。
7,周囲の住環境。スーパー、病院、ホームセンターの有無。
8,交通手段(今まで、1時間に2本もあったのに、1本になるバスとか)
9,子どもの学校の校区。通勤通学ができるか?負担にならないか。
10,地域の行事や町内会活動の頻度などの情報も得ておくと、よりいいですね。(自分の家族とのライフスタイルが合うか。)

 我が家も、中古住宅狙いで、頑張ってた頃がありました。なぜかというと、建築に詳しい大学の先輩がいたからです。
「気に入った物件あったら、見てあげるよ~。」といわれていたので、私は、やる気満々でした。

 自然派住宅の家を見学に行って、ホタテの貝殻の珪藻土を自分で塗るぞ~。と心に誓ったものです。しかし、その夢は、夢で終わってしまいました。(でも、いいんだもん。すぐ飽きちゃうから)

 ネットで、6〜9は自分たちで調べることができます。でも、屋根裏や床下まで見るのは大変なので、素人は専門家を頼ったほうがいいですよ~。ということです。

 肝心なところは、プロの目で選んでもらって、いろいろチャレンジしたい人は、漆喰塗りの市民講座とか、DIY講習とか、小さく試してみるといいかもしれませんね。

 新品の着物は、大昔は大臣の奥さまや商家の奥さましか、誂えができなかったそうです。絹も木綿も高価なものでした。新しい反物から誂えるのは、正月とか、特別な時だけだったと思います。

新築の家も、昔(祖父の時代)は、木を切って丸太のまま数年寝かし、地域の大工さんに頼んで、、。と手間とコストが、かかっていました。

新築、新品はコストが、高いだけ、自分の理想を追求できますが、古いものは、コストが安い分、知識や手間、時間をかけることが必要ですね。古い物もメリット、デメリットがあります。

 どちらが良い、悪いではなく、自分たちの条件や好みで選べる時代になってよかったと思います。

 これから、マイホームを考える人に、チョットでも役にたつと嬉しいです。😊

 それでは、また~。

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