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私が被災した時、思ったこと

 以前地震で、たった3日でしたが、被災体験をしたことがあります。

 その頃は、15階建ての6階に住んでいて、地震が起きて、停電になりました。

 偶然、家族が、お風呂の栓を抜き忘れたので、水が溜まっていてラッキーでした。それを、トイレの水にしました。

 うちは、古い賃貸マンションでしたので、ポンプが電気で動いていて、水が止まりました。

 飲み水は、管理人さんが1階管理棟で、水の栓を開けてくれましたが、そこでは、1度もらい、同じ住人の友人から、水道局が水を配布してると言われ、水をもらいに。

 水パックがすでに用意してあり、水をもらうことができました。

 このとき、市の広報車などは、回って来ていなく、ラジオでの情報も上手く聞き取れなかったので、友人からの情報がありがたかったです。

電気が来ていないので、エレベーターが動かず、水を、6階の我が家まで運ぶのが大変でした。急な階段を、重たい水を運ぶのは、精神的、肉体的にしんどいものがありますね。

 まだ、若いし健康なので良いのですが、年配の方、脚不自由な方は、どうしたら良いのか、、。気になって、階下のお宅の玄関が見えて、水がおいてあったので、安心しました。

 スーパーなどで、飲料水が売られ、100円均一で売られていて、このような被災時は小銭が必要です。ここも、行列が出来ていました。

 食事は、冷蔵庫や冷凍庫のものを使い切るようにして、小さいクーラーボックスに冷凍庫の中のアイス枕と傷みやすい肉を保存しました。

 パウチのカレーや鍋は良かったのですが、パウチのグリーンカレーは、大失敗で、私のお腹が壊れてしまいました😓自宅避難で良かったと思います。

 非常食は食べ慣れた物を!

2日目は、市内の隣の区の親戚が声をかけてくれ、親戚が水をくれました。

3日目は普段、東京にいる友人が連絡をくれ、隣町の彼女の実家に、呼んでいただき、シャワーを借り、おにぎりを作ってくれて、大量にもらって、感動しました。

 あの、おにぎりの美味しさは、忘れられないものになりました。

Yちゃん、ありがとう! 

いろんな人に、支えられました。
本当に感謝です。 
 最近の報道など見て思うことは、やはり遠くからの物の支援は難しいということ。現地になるべく近い拠点から、現場の状況が把握できて、地域のリーダー的存在になる人がハブになって、物資を捌く必要があります。

 ありがたいおにぎりも、時期や量などミスマッチだと、生ゴミになってしまうことになりますよね。優しい気持は、ちょっと横に置いて冷静に、そして必要とされる時は、迅速に対応出来るようにしましょう。

 当時の記憶が薄れ、我が家に防災リュックサックはありません。もう一度、経験を踏まえ作り直したいと思います。

 とりあえず、2リットルの水のペットボトルを6本買って用意しました。すこし量は減りますが、賞味期限は気にしなくて良いそうです。

 私は、たった3日の被災体験でしたが、今被災されている能登の方々は、もっと大変だと思います。1日も早く、日常生活が戻りますよう、祈っています。


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